砂漠化した理由は色々な説があるが定かではない。
気候変動、伐採や放牧、農業、温室効果ガスなどによる人災・・
データ収集も必要だが、今となっては現状を食い止めるしかない。
それが出来るのが人知であり、出来なければ何も変わらない。
砂漠化、温暖化の理由も大事だが、それによってどうなったのか、どうするのかが重要だ。
病や不調は原因がわかれば、それを取り除けば体は復元する。
地球もそうすれば良いのだが、膨大な時間と労を要し、はっきりしない上に、修正が困難な現状もある。
砂漠化で切実に困るのは農地にならず、糧を得ることが出来ないからだ。
これが出来なければ、将来も何も今を生き抜くことすら出来ない。
農地になれば糧を得ることが出来るのだが、何故農地にならないのか。
世界各国が農学の粋を集めても、科学技術力をもってしても歯が立たないのは何故か・・
表土が復元せず、作物が十分に育たないのは何故か・・
何故、以前よりも荒廃が進んだのか・・
よく考えれば簡単なことだ。
「成る」はずが、「成らず」に悪化するのだから、基本から間違っていることに気付くべきだろう。
農業とは大地と植物と動物を相手に糧を得る事業。
自然界全域が対象であり生き物を相手にするのが農業。
間違えた基本とは、その物理的な仕組みだ。
仕組みがわからなければ「土壌作り」と称して、いくら大地を改造して糧を得ようとしても失敗する。土壌とは生命が創り出す聖域であり人間には絶対に作れない。
本国で上手く行っても砂漠で出来なければ、やはりおかしい。 上手く行っているように見えるが、実態は虫害や病気や連作障害や制御不能に悩まされ、余計な労力と費用を費やし四苦八苦しているではないか。
だから後継者も育たず農業は難しい・・となる。
農業どころかさらに砂漠化を招くのは自然を再現出来ないからであり、仕組みがわからなければそうなる。
仕組みが分かれば砂漠であろうが何処だろうが自然も生態系も簡単に再現出来るし、農業もやれる。
悩むこともないし、余計な労力も機材も肥料も農薬も必要なく、どんな過酷な環境でもやれる。
それが協生農法であり、自然を再現しながら必要とする農作物に置き換えればよい、同じ植物なのだから。
現農業は「人間の為だけに」「人間のものだけを」
表土と生態を「破壊して作る」エゴに近い農業。
自然界の仕組み、自然の産物とはほど遠く、大地を工場と考えた製造業のようなものだ。
農学者にはこれら自然界、表土、動植物の物理的仕組みを知る者はいない。
生命に関する学問の在り方が根幹から間違っているからだ。 教え方も・・
書いてあることをそのまま覚える学び方も・・
アフリカ・ブルキナファソでは物理学者の原人がそれを証明したが、原人もまた、東大大学院2つ卒業時、学長に向かって同じ言葉を吐いた。 間違っている・・と。
だから簡単に生命の物理・協生理論が理解出来た。
協生農法は現行農法が排除しようと苦心する虫や鳥や草を最も必要とする農法であり、彼らが糧を生み出すのだから人間は生育に関与せず、種蒔きと毎日の収穫以外やることがない。自然に任せる自然農法ではないのだ。
そこに緑豊かな自然がなければ自然農法はやれない。
地球環境がどう変わろうが人は生きて行かなければならない。
人間が破壊した自然は人間が復元する、それが人間の義務であり使命ではなかろうか。
自らが生きる為にも、他の生き物が生きる為にも・・
大地に草が密生 森になる理由
http://ameblo.jp/muu8/entry-12211601641.html
http://ameblo.jp/muu8/entry-12211879098.html
肥料がもたらす災い
http://ameblo.jp/muu8/entry-12207407897.html