サワラで炊き込みご飯を作った。
サワラの幼魚サゴシだが鮮度抜群で脂も十分。
頭と背骨でスープを作ると脂が浮き出て来る。
身には塩をあててしばらくして熱湯をかけ生臭味を完全に抜き、適当な大きさに切る。
研いだ米にこのスープとダシと調味料を分量入れ、角切りにした身を乗せて炊き上げる。
残りのスープは腹身を入れて吸い物に、半身はサワラのたたきにした。
皮に熱湯をかければマダイなどでよくやる「湯霜造り」だが、皮の薄いサワラはカツオのたたき同様に皮を焼いて氷水で冷やす「焼き霜造り」が旨い。
サワラめしにサワラのたたきにサワラの吸い物、サワラ尽くしだがしつこくなく非常に
さわらやか~なお味・・・
サバの活き腐れと言う言葉があるが、サバ科のサワラもサバ同様に身の傷みが早く刺身は難しい。
釣ったその日か、処理が完全なら翌日までは大丈夫だが、生食用の流通は難しく、大半は加熱用の切り身で売られている。
3枚におろすと既に身割れして白くなっているものは刺身に出来ない。
このサワラの身は半透明で肉質もしっかりしているから生食用、焼いても煮ても炊き込みご飯にしてもまったく臭みもなく美味しいのは当然だ。
サワラの神にタタキあり
http://ameblo.jp/muu8/entry-11084141652.html
さわらやかなサワラめし
http://ameblo.jp/muu8/entry-11094083815.html
サワラの中華たたき