体や口内の腐敗悪臭を抑えるのは微生物。
余計な事さえしなければ勝手に充満するのだから最初から対策など必要ないはず。
生ごみ処理機のようにあえて微生物を用意しなくてもタダで勝手に増えて来る、それがすべての生き物の基本的な仕組みだ。
体に脂膜と微生物をまとわない陸上の動植物など存在しない、だから人間以外はそのようなばかばかしいことを考え悩む必要もない。
誰が言い出しっぺでおかしな常識菌を世界中に蔓延させたのか考えるといい。
自然界の生き物と比較すれば野人でなくともその程度の矛盾は子供でも気付く。
常識菌に侵されず素直に観察比較出来るし例外もないからだ。
何故人間の体に洗剤が必要で他のすべての生き物には必要ないのか、
「必要性に走る」前に「必要ない理由を確かめる」のが先決だろう。
無駄な時間や労力を使うより楽な方が良いに決まっている。
匂いは動物にとってパートナーや親子の判別に不可欠、全て微妙に異なり大きな群れの中でも見分けられる。
これらは人が嫌がる体臭とは異なり動物本来の匂い、体臭は汗の腐敗臭だ。
赤ちゃんが泣き止まないのは、洗剤で匂いを落としたお母さんの存在が感じ取れず不安だからで、泣いて訴えるのが唯一の身を守る手段だからだ。
鳥類も哺乳類も腐敗臭などなく、最も進化?した人間が最も腐敗臭を放ち、自らの匂いまでも消し去り、赤ちゃんの不安やパートナー選びの失敗を招いている。
どちらも生理的に我慢出来ない本能なのだ。
洗剤は汚れだけでなく臭いも消す為に近代になって世界中で体や頭髪にも使い始めた。
使えば確かに消えるから感激、快適・・
そして常識に大出世した。
あれこれ考える前に「とにかくやってみよう」の弊害とも言えるが、そこには人知を駆使した道理もない。
暮らしを楽にするのが文明だが、言葉と結果に頼り過ぎれば思考まで軽くなってしまう。
自ら考えようとせず最初から「早い話」や「とにかくやってみよう」は前向き先向き思考の墓場、大切な足元を見失うことになりかねない。
現実の出来事はすべて物理であり、その重要度に関わらずすべて道理がある。
間違えて「ごめんなさい」で済む事もあれば、一生背負い込む重荷もある。
一事が万事、簡単な理の思考回路が繋がっていなければ生命をも左右する窮地でも使えない。
野人はそれを幾度も体験して来たから断言出来ることなのだ。
重荷の記憶は薄れても消えることはない。
続く・・ 次回最終
赤ちゃんが泣き止まない理由
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母子の挑戦 脱洗剤
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前向き思考は怪我の元 2
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