地球の生き物の理に適った暮らしをしていれば便秘などはない。
人の暮らしで最も理に適っていないのは食事であり人間独特の加熱調理だ。
大勢の暮らしを支える食文化としては不可欠で、体もそれに対応して来たが、余計なエネルギーを消費することには違いない。
人間の道理では当たり前でも自然界の道理から見れば生食が大前提だ。
加熱と肩を並べる無理は食材そのものに手を加えたことであり、穀物野菜果物肉類がそれに当たる。
酵素不足もまた「加熱と本質から外れた食材」が招いた人災であり、単純に酵素補充に頼る限り原因探求と健康からは遠ざかる。
これまで、「自然の産物」とされる主食副食すべてが自然界のものとは異なることがすべての病や代謝不良の主因と一貫して説き続けて来た。
その中でも痔の主因は単純明瞭、歯磨き粉と断定。
入口から出口まで消化や内粘膜のお世話をして修復もする「唾液」が不足するからだ。
便秘に関しても影響が大きいはずだが断定まではしていない、食事内容にも左右され体質の個人差や女性の場合はホルモンのバランスもあるからだ。
歯磨き粉をやめて便秘も改善されたという報告も幾つか届いている。
理に適わない加熱と本質を持たない食材は、本来「必要なもの」を体に摂っていないことになり、歯磨き粉や入浴剤はさらに「余計な事」を体にしていることになる。
必要なことをしていなければ体の機能は不十分、近代生活をする人間の大半は「健康当確」スレスレの状態にあると言える。
いつ不調になってもおかしくない分岐点上にあり、体力体質の個人差、食生活、ライフスタイルによってどちらに転んでもおかしくはない。
これが「数人に一人が予備軍」と言われるようになった理由なのだが、全員が予備軍なのだ。
健康当確スレスレの分岐点にいれば急に症状が出たり元に戻ったりする。
ほんの少し食や環境を変えるだけで改善されることもあるだろう。
機能が万全ではなく土台が弱いところへ余計な洗剤類が重なれば症状は加速される。
軽症なら余計な事を止めれば元に戻ることもあるが、食生活が変らない限りスレスレ予備軍は変わらない。
自然治癒力もまた同じことで、治癒力が万全ではないから発症率も高まる。
このどちらにも転ぶようなスレスレ状態が健康産業を栄えさせたと言えるだろう。
生活習慣や食生活の改善や運動、健康食品や投薬、精神の在り方などである程度の改善はあるのだが、個人差があり完全ではないから次々に新商品や新健康法が出回り、さらにエスカレートしている。
終わりのない「人知なき戦い」のようなものではないか。
人間の思考は、「何故」ほぼ全員が予備軍になったか、自然治癒力が落ちたか、代謝不良になったのか、最も肝心なその基点には向かわず、前向き思考ともプラス思考とも言われる「足し算」に奔走しているが、そのすべては本来不要のもの、健康に努力など必要なはずもない。
その方向に向かうかぎり森羅万象の道理に気付くことはない。
今回の話も、万全なら歯磨き粉さえ止めれば便秘ごときに悩まされるはずもなく、スレスレの状態と、体質や環境や職業の個人差が原因の症状と言える。
「仕方ないねえ こればかりは」・・とは
とても言えない野人の秘策とは・・
続く・・
長くなりそうだが 仕組みに早い話などはなく
早とちりしないよう
誰にもわかりやすい言葉を選んでいる
仕組みである「物理」に 結論だけ求める言葉の悪習が判断を誤る元であり
果てしなき人知なき戦いの原因なんだ・・よ
野人エッセイの主旨は 答えではなく思考の進め方
道理や答えは数行で表せるほど簡単なものだ
頑張って 考えようね・・
生命の仕組みのお話5
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軽くて臭わない○○○とは2
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人知なき戦い
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