夕方 おソファーでいつの間にか眠ってしまったのだが・・
アレが・・ チクチク・・痛い
チクチクは続き・・ついに
「痛・・痛たたった~ 痛いなもう」
と・・・ 目覚めた
下を見ると・・目に入ったのは
黒い棍棒・・いや ダンゴの腕だった
最近、勝手に入って来ては、足拭きマットではなく
野人のベッドにもなるおソファーに腰を据えている
野人が寝ていようがおかまいなし 股の間に割り込み 腹の上も歩く
蹴飛ばして ソファーから蹴落としても
まったくめげない根性を持っている
ダンゴは・・バリバリ爪を立てて・・
玉・・を とっていた
「コノヤロ・・・」
「血が出たら ど~~すんだ バカタレ」
「お前のオモチャではない!」
「自分の・・でかいタマで・・遊べ」
・・・ ・・ 反省・・しとらんな
今は眠い 後でみっちりお説教してやる
「とにかくあっち向いて寝ろ」
「絶対に股に顔向けて寝るんじゃねえぞ」
今度やったら・・張り倒す・・
先が・・・思いやられる
ダンゴは腕が太く 爪も太く長い
あんなもんでやられたら たまらんな
これ・・は 猫の爪の砥石ではない
・・・ことを 叩き込むのが先決だな
猫が 「玉をとる」 という言葉は
こうして生まれた ・・
・・・ ・・ マタ近づいてきた・・
次回・・そこに手を乗せるんじゃねえ!