原人の竹取物語 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

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猪のあばら骨・・   ポチ だな・・
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骨 牡蠣 猪肉 鹿香草焼き
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原人が作ったサラダのようなもの 
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猪カレー
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原人はひたすら食いまくった。

石垣島滞在の5日間、沖縄料理と寿司は食ったが、本来の肉と野菜に飢えていた。

水中メガネ持参で西表島へ行ったのだが、動物性たんぱく質にはありつけなかった。

マリンビレッジで、猪肉、あばら骨、鹿の香草焼き、牡蠣の炭火焼、シマラッキョに人参、猪カレー、みかん、山の木の実などで充電、原人に活力が漲って来た。

1週間も野人にくっついて行動していればイヤでもむさ苦しい顔が被写体に入って来る。

原人の顔に気品を求めても仕方ないことだが、もちょっと何とかならんものか・・

昨日は原人と竹やぶを求めて走り回った。

野人の影響で「竹エネルギー」にどっぷりはまった原人は研究に没頭、すぐにノートが埋まって行く。

竹の謎を解くカギ、アルゴンガスの談義は2時間に及び、宇宙にまで広がった。

近々新居を建てるらしいが、家の周囲に竹を植え、室内にも巨大な竹を天井いっぱいまで伸ばすと言う。


「ご近所もぶったまげるが、カアちゃん腰抜かすぞ・・」叫び


そう言ったのだが原人は涼しい顔。

奥さんも植物の活用に熱心だから問題ないと言うのだが・・・

外の竹が地下茎を伸ばして室内の定位置から竹の子を出すように設計、出来たら野人にチェックして欲しいと言う。

野人も適当な竹やぶを探し、中心部を畑に、小屋も建てて暮らすことにした。

竹の研究もここまで来ればほとんど病気かもしれないが徹底してやるのが野人原人の・・・

「野原のスピリッツ爆弾・・だ。

野人は「かぐや王子」だが、原人は「竹の子王子」にするかな。

しかし・・むさ苦しい王子ばかりで花がない。

かぐや姫ドキドキ・・が足りないのだ。

かぐや姫になってくれる読者、募集するか・・・

物理学者原人の頭には「塩の持つ力」「植物の生命力」「肉のエネルギー」が整理されつつある。

野人のライフワークである「竹のエネルギー」にここまで没頭するとは思わなかったな。

今日は静かで平和な一日、原人は船舶免許の講習へ行った。

車の免許がないので船の免許をとるらしい。

マリンビレッジは船舶免許講習もやっている。

原人の為に野人は船のお特訓だけでなく、車のお特訓もやることになった。

時間が十分にとれないので教習所で練習して直接取りに行く。

海の狩りには船が、道具を積んで山や竹やぶへ行くには車が必需品、原人の動機は単純だ。

敷地は公道ではなく私有地で1万坪と広いから原人が車の練習するのには最適。

防波堤も仕切りもないから・・車ごと海に落ちるかも知れんな、このタケノコ王子・・



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テーマ むーの竹取物語

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