野人エッセイす 本物語 2 | 野人エッセイす

野人エッセイす

森羅万象から見つめた食の本質とは

本はブログからの抜粋だが編集に野人は関与していない。

ブログで公開したものだから作る人が好みで選べば良いと思っている。

それっきり忘れていたのだが、あいつは覚えていた。

メールで目次一覧などが届いたが、あまり真面目に目は通さず放っておいた。

その度に「あ~~!このオッサンはもう~」と毒舌をとばす。

だいたい、自分が書いたものを読んでも面白くもなんともないではないか。

その実に簡単な道理がせっかちなあいつには理解出来ないのだ。

最初は200編くらいの予定だったようだが、300編まで絞ったがどうしてもそれ以上絞り切れないと言う・・お笑い系ばかり選んでいるのだろう。

そんなものはアミダで適当に削れば良いと思うのだが口は出さない。

野人が編集に力を入れるなら農業理論で、読んで面白いと感じるのは唯一東シナ海流だ。

農業理論はもっとわかりやすくまとめなければならないし、東シナ海流は丁度半ばで休筆しているから今回は入っていないし後篇のほうがはるかに面白い。

「お笑い本」なら得意でいくらでも書けるが、今はそれどころではない。

予定よりも本は分厚くなり、経費も定価も上がるらしいが自分で選んだ道だから仕方ないだろう。

ただし、3月出版予定と言っていたのが大幅に遅れたのは野人がずぼらしたせいかも知れない。

出版事情に精通しているようで、書店には出さず彼の会社で長期ネット販売すると言う。

書店の本の大半は返本され、本が可哀そうだと言うからほんに愛情豊かな男だ。

聞くが・・君達、この本、買うかい・・?


見本 表紙未完成
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