前回の記事でおはなしした、

抜歯当日までの手続き。

 

 

初めてのことなので、この国の医療の仕組みに色々驚きました。

なので、今回は手続きから実際に掛かった費用についてもまとめたいと思います。

 

 

これから、Australiaで歯科矯正を考えている方や

親知らずの抜歯を考えている方へも参考になったら嬉しいです!

 

 

① X- RAYの撮影

※手術日までに撮影しておくようとのこと

※ 指定されたレントゲン専門の施設へ行き撮影  

費用 :   国民健康保険が適応になり無料

口腔撮影の場合は予約不要でした

撮影した X-RAYは直接 口腔外科医の先生へ送ってくれたようです

 

 

 

②  全身麻酔を行う Anaesthetic (麻酔科) の先生への支払い 

※手術の7日前までに支払いを完了するようにとのこと

※電話での手続き 

費用 :   AUD  600 ( 日本円 約45000円 )

そのうちの約30%  AUD 181.20 ( 日本円 約13590円 ) は国民健康保険適応で返金

 

電話で手術日などの詳細を伝え、メールアドレスを伝えると

すぐメールが届きました。そこに、請求書のリンクが添付されており、インターネットで

クレジットカード番号を入力する事で支払いが出来るようになっていました。

予め口腔外科医から指定されていた、手術時間60分を伝え見積もりされました。

 

手術後に国民健康保険適応分が、自動口座振り込みで返金されました。

 

 

 

③口腔外科医の先生への支払い

※手術の7日前までに支払いを完了するようにとのこと

※電話での手続き、または直接病院での支払い

費用 :    小臼歯4本    AUD 800  ( 日本円 約60000円 )

            親知らず4本 AUD 1875 ( 日本円 約14万625円)

 

合計 AUD  2675でした!!これがいちばん高い。

私は直接口腔外科医の先生がいる病院へ行き、クレジットカードにて支払いをしました。

 

 

 

④ Hospitalへの支払い

※手術の7日前までに支払いを完了するようにとのこと

※電話での手続き、または直接病院での支払い

費用 :   AUD  800   (日本円  約60000円 )

 

私は直接病院へ行きクレジットカードで支払いをしました。

 

 

そう、ここの④の支払い、 Hospital とは。。

実際にSurgery (抜歯)を行う病院はまた更に違う施設となるのです。

この病院に、私を担当してくれる

口腔外科医の先生と麻酔科の先生が集まって抜歯を行う

いわば、 『 オペ室をお借りします!』 の病院です。

 

 

この病院は口腔外科の病院にカウンセリング行った際に

2カ所の施設から選ぶことが出来たのですが、

① AUD800 の病院と、 ② AUD 1531の病院、どっちがいい?と聞かれ、

 

 

ちなみに、①の病院は手術日が 10/23 で

②の病院はもともと予定していた10/15 になりますとのこと。。

日付はそんなに変わらないし、安い方でいいんじゃないかな?と。。

 

 

え。

金額が2倍近く違う理由って...

 

 

こんなに料金が違うと、何が変わるの?

担当してくれる先生は変わらず... ?

 

 

前もっての情報がなく、いきなりの2択。。

 

 

さー、どうする私。

見栄を張って高い方にする?

 

 

いや、待て...  2倍も払う必要がある?

心の中で凄く葛藤している私の顔を見て、

 

 

迷わなくても AUD 800 の病院で十分よ。

オペの内容は全く同じだし、ただ、施設が少し小さいってだけなのよ。。

っと受付の方が後押ししてくれました。

 

 

あと1つ気になったのは、

もともとの手術予定日は10/15

安い病院にすると10/23へと1週間予定が遅くなる。

 

 

ということは、矯正を始めるまでの期間が短くなる。。

数えると、18日しかない。。

8本も歯を抜いて、それまでに完全復活するのか!?

 

 

それについても、あっさりと 『十分よ』 とのこと。

安い病院の回し者なのか?という位に、 AUD 800 の病院を勧められ、

こちらに決まりました。

 

 

話はそれてしまいましたが、最後に

 

 

⑤ 手術日の前日に口腔外科の病院に電話をし、当日病院へ行く時間の確認

前日の11:00AM 以降に電話で確認をとってね

とのことでした。

 

 

こんな感じで、実際の手術日までにしておかなくてはいけないことが

たくさんあり、1度で済ませられないのか... 

と少しストレスを感じたけれど、これでいよいよ抜歯当日へ。

 

 

ちなみに、今回お伝えした費用、

私の場合は、プライベート保険に加入していない場合の金額です。

オーストラリアでは、国民健康保険でカバーされない治療費、

(例えば歯科治療や、市立の病院に掛かる場合の診察代など)

 

 

これを補うために、民間の保険会社の健康保険に加入をする人もいます。

私は加入していないので、この保険については詳しくはありませんが、

どこまでカバーされるかによって、月々の支払額も大きく変わるようです。

 

 

オーストラリアは特に歯科治療の金額が高いので、

歯科治療のみカバーされる民間の健康保険プランもあるようですが、

これには支払い金額の上限があったり、waiting period と言って、

加入してから給付の対象になるまでの期間が2ヶ月から1年と設定されていたりと

とにかく色々と条件付きになるそうです。

 

 

なので、今回掛かった費用。。

ちゃんと前もっての計画でプライベート保険に加入していたら、お得だったのか、

どうかは分かりませんが、なんせ、今回はコロナをきっかけに

いきなり始めた矯正プランだったので、waiting periodを待つなんていう

時間もなく、ただただ、無保険での支払いでした。

 

 

とにかく、お金が一気に飛びました。

休職中の私がこんなに散財していいのかとも思いましたが、

幸いにも時間はたっぷりとあったので、こういう手続きとか、

大変だな~と思いながらも、余裕を持って出来たのだと思います。

 

 

普段、毎日が目まぐるしくお仕事をしていた時には

やっぱりこんな時間は作れなかった..

コロナのお陰で、時間を貰えたことに感謝 ♡

 

 

そんな私が言うのも変ですが、なにごとも前もって準備をしておくことは大切です!

なので、これから、歯科矯正や、親知らず抜歯を考えている方は

色々保険のことも含めて、計画・実行されることをお勧めします♡

 

 

次の記事は、いよいよ抜歯当日の事を書きたいと思います。