７月３０日。今日はカウンセリングの日。
初めて行く病院には少し緊張もするけど、
とっても綺麗な施設に、少しわくわくもありました。
到着後、すぐにコロナ対策のため、うがい薬をもらい、
洗面所でゴロゴロ。
メールでこれに記入して持って来てねと言われていた書類は見事に忘れました。
受付で新しく書類を貰い書き直し。。
ちなみに書類の内容はよくある問診票で、
主に矯正で何を治していきたいか、
病気疾患がないか、現在服用している薬はないかの確認です。
記入を終えて呼ばれると、まずは口腔内の写真撮影。
そして、正面・横顔の顔写真の撮影。
この写真が後に、Before / After を比べる写真になるそうです。
撮影が終わると、今度はレントゲン室へ。
３Dのスキャンなので、顔の周りを何度もくるくると機械が回転。
レントゲンを終えて、再度待合所で待機していると、
いよいよ、Dr (ドクター）とのご対面。
紳士で優しそうな先生でちょっと安心。
というのも、こちらのオーストラリアで歯科衛生士をしているお友達には、
３年近く通う病院になるから、『ここ！』 って思える病院を選ぶことが大切と、
この病院をお勧めされていたので、ここにして良かった... と思えた瞬間でした。
カウンセリングで Dr（ドクター）から説明されたことは、
・私は顎が小さいのに対して歯が多いので叢生になってしまっている
・歯の並びを治すには、小臼歯の４本抜歯が必要なこと
・まだ残っている親知らず４本も同時に抜く事を勧める
・予定しているワイヤー装置期間は約１８ヶ月
・私の場合は、表側矯正を勧める
（上の歯は目立ちにくいセラミックブラケット、下の歯はよくあるメタルブラケット）
予算次第で...考えていた裏側矯正について聞いてみたところ、
口が小さいので、裏側に器具を付けてしまうと、舌にあたってしまうので、
色々トラブルのもとになると。。。
これについては、先生によって治療の方針が違ったりで
いわれることが違うっていうのは、色々な方のブログでも読んでいたので、
この先生は、裏側矯正をあまり勧めないのかな？とも思い、
予定通り表側の矯正で進めて行くことに...
そして、抜歯については、歯を抜かない選択肢もあるけど、
私の顎のサイズに対してそれを行うと、
歯は真っすぐに並んだとしても、出っ歯になってしまうそうです。
親知らずも同時に抜くかどうかは、最終的には私の判断にもなるけれど、
残していることで、また再度歯並びに影響する場合もある。。。
ざっくりとこのような説明でした。
全て英語での説明。。。知らない単語も出てくるので、聞き取りに必死...
普段なら、多少聞き取れなくても、なんとなくこんな感じだろうで
流すことも出来るけど、さすがに今回は聞き流してはいけないと、
何度も確認の為に、繰り返し聞き返す。。
でも嫌な顔せず、答えてくれた先生は本当に優しいです。。
けど、忙しいのであろう先生。。。
ここまで説明を受けると、後は隣の女性スタッフから更に詳しく説明するね。と
Drとのカウンセリングはわずか１０分。
その後の女性のスタッフさんも、丁寧に説明してくれました。
そのあとに説明されたのは、
・ワイヤー装置が終了したあとのリテーナーの着用について
（歯が後戻りしない為の器具）
・矯正の金額と支払い方法
そう！やっと出てきました。矯正のお値段のはなし。
テレビショッピングみたいに、ずーっとお値段は出てこず、
実は病院のwebサイトにも出ておらず、一体費用はいくらなの？
ずっと、そわそわしていたところ。。
ざっくり AUD 7380 ( 日本円 55万3500円）でした。
これ、安いの？高いの？日本に比べては分かりませんが、
私の中では、思ったより安くて一安心...
この中に含まれるのは
・矯正器具の値段
・２年間分の通院費・治療費
・リテーナーの値段
日本では、矯正代のほかに、通院ごとにお金も掛かると聞くので、
これも全部含まれているとなると、日本よりもお安いのでしょうか。
分割払いも出来るよ、逆に一括で払えば５％引きで安くなるよとのこと。
そのあとは、病院内を１周案内され、
実際に治療を行う部屋や、各スタッフも紹介してくれました。
みんなニコニコで迎えてくれて、こんなにも感じのいい病院があるんだと、
やっとここで緊張が溶けた気がしました。
でも、私この時、忘れてたよ。
抜歯のはなし。
よく思い出して、小臼歯４本に、親知らず４本に、合計８本抜歯するって
言われてたよあなた。
最後に受付に戻り、
『 歯を抜くのよね、今から抜歯専門のDrの予約を取るね 』 と言われ、
あ。思い出した。
電話の向こうで、アポイントメントを取っている様子。
『小臼歯４本、親知らず４本抜く予定です』 って言っている。。
確かに言っている。
電話が終われば、
抜歯の為のカウンセリングが 10月6日 16:45
実際の抜歯は、10月15日
そして、ワイヤーを付けるのは11月9日
全部、予定が決めれられていました。
一気に話が進み、８本の抜歯は、なんとなく決定の方向！？
あれ、最終判断は私。
って聞いていたけど、これは決定になったのか。
しかも、抜歯の事を 『Surgery』 と言っている。
Surgeryは手術のことですよ。
いったい、どうなるの。私。
カウンセリングを受けた今日は7月30日なのに。
なんだか先過ぎて、実感が湧かな過ぎたのか、
10月には、とっても大掛かりになることには、
まだ気付いていない私。
まだまだ始まらない矯正治療。
次は、抜歯のお話しを書きたいと思います。