
スバルがWRCのワークス参戦撤退を決定し、来年のラリードライバーとしての活動が、
完全に宙に浮いている状況のペター・ソルベルグなのだが、先週末、緊急来日し、
富士重工の森郁夫社長に1時間半の直談判を決行した。
2009年、何らかの形で、WRCに参戦すべく、もちろんスバルのインプレッサでなのだが、
打開の道は開けなかったらしい。
現在、マニュラクチャラー・チームとして、プライベート参戦を目指す、
アダプタWRTより参戦をするのか、それとも、スバルワークスを運営していた、
プロドライブが資金調達をし、単独参戦するのか、どちらかの道が、
ペター・ソルベルグは模索しているのだが…。
これらの道筋のどちらに進むにしても、富士重工の許可が下りない限り、
そのシートには座って、ドライブすることすら叶わないのだ。
ご存知の通り、2009年末まで、ペター・ソルベルグはスバルと契約が残っており、
スバルが違約金を支払って、放出するのか、ペター・ソルベルグにドライブさせたいと、
思っているチームが、スバルからレンタルする形で、ドライブさせるしか、
WRCに参戦し、WRカーをドライブする事ができない。
ペター・ソルベルグの公式Webサイトでは…
「まだ、スバルとプロドライブと、話し合いを続けている。
しかし、結論には一切至っていない。
現在、2009年、そして、それ以降については、
何も決まっていないんです。
スケジュールがタイトだから、アイルランドでドライブする可能性は低い。
ペターは、WRCに復帰する為に、ベストを尽くしている。
何か、進展があれば、直ぐに発表します。」
と伝えています。
本来、FIAからは、12月15日の締め切り直後に、マニュファクチャラー・エントリー・リストは、
発表されるのだが、これだけの混乱で、発表を保留している。
スバルは、ペター・ソルベルグとクリス・アトキンソンに対して、
「今後の活動を支援する」と言っておきながら、実際には、足かせをはめている。
そんな状況がつづいている。
実際、会社全体の存続と反映をどうするのか、その問題、何はともあれ、利益をいかにして上げるのか?
それを先に進めたいといったところだろうか?
なお、クリス・アトキンソンはIRC(インターコンチネンタル・ラリー・チャレンジ)への転向を、
視野に入れて、模索しているらしい。