しの笛の「調子」ってなに? | 『あなすずねっと』

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すずめ踊りでは八本調子の笛を使いますが、笛は二本調子から十二本調子まで種類があります。



最近ではドレミファソラシドと音階を調律された笛が多く使われ、ドを押さえた時の音が鍵盤のドと同じ音になるのが八本調子。



それを基準にして七本や六本でドを押さえた時には半音ずつ音が下がり、九本十本となれば半音ずつ音が上がります



なので八本調子は洋楽譜に表しやすく普及することを考えると最も扱いやすい笛といえます。



また笛そのものは調子が下がるごとに長く太くなり、調子が上がるごとに短く細くなるので演奏しづらくなってきます。



一般的に押さえやすいのは六本〜八本でしょうね!日本の伝統芸能やお祭りでは圧倒的に六本調子が多いです。



ちなみに阿波踊りも六本調子が主流です。