2010年2月9日。

その日、私はいつもの様にジムに行く準備をしていました。

母から電話があったのはお昼過ぎでした。


私:もしもし?

母:霧月?あのね、今病院なの。

私:え?何で?何かあった?

母:お父さんと○○病院に来たんだけど…。お父さん、がんかもしれないって。

私:は?何で?


こんな会話から始まりました。

詳しく聞くと、その日の朝仕事に行こうとしていた母に父が

「今日病院行ってくる」と言ったそうです。

母が「え?何で?どうしたの?」と聞くと、血尿が出ると。

しかもそれは1週間くらい前からだったそうです。

個人医院に行こうとしていた父に、

母は「きちんと調べて貰った方がいいから、総合病院に行こう」と

言い、仕事を休んで地元の大きい病院の泌尿器科に行きました。

すると、医師が「血尿ではありません。でも血液検査の結果が良くないので

これから内科に行って下さい」と言ったそうです。

更に「ご主人、黄疸が出ていますね」と。

母が父をまじまじと見ると、言われてみれば目が黄色い。

そして内科に行き詳しく調べると、胆汁の流れがおかしい、

血液検査の結果も良くない。

内科の医師は「膵臓に影があります。もっと詳しく調べましょう。

恐らく膵臓がんです」と言ったそうです。



膵臓がん。

そう聞いても私にはピンときませんでした。

そもそも膵臓ってどこ?状態。

でもその時、頭の片隅に前日と今日読んだ新聞記事が浮かびました。

たまたま前日から、新聞のある欄に膵臓がん特集が書かれていたのです。

でも、普段通り新聞に目を通しただけで、全くの他人事。

そんな病気もあるんだなぁ。それだけでした。



もっと詳しく調べて、明日また病院に来て下さいと言われたそうで

それを聞いて「私も明日一緒に行く」と言い電話を切りました。

その後、もやもやした頭のまま、予定通りジムのプールへ。

いつも通りに泳ぎながら、私の頭の中は母の言葉でいっぱいでした。


「お父さんがガン?まさかね。もしガンでも手術で取れるでしょ」

そう思いながらも、どんどん不安が胸に広がって行きました。

そうなるともう泳いでる場合ではなく、早々にプールを出て

家に帰りました。


そして、そこからパソコンで「膵臓がん」を調べ始めたのです。



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