《父子のための野球塾》93
バント指導で監督やコーチから
「当る瞬間にバットを引いて、打球を殺せ!」
…と言う声を聞くことがよくあります。
大きな間違えです。
R氏と巨人軍の某コーチとの対話…
《R氏》
「テレビ中継を観ていると、
バントの瞬間、バットを引いている様に見えてますが、
本当は…?」
《巨人軍の某コーチ》
「それは、ボールの勢いで押されているだけです…」
《R氏》
「たくさんの野球少年がテレビを観ていると思うので
解説者にはその辺もチャンと解説して貰いたいですね…」
《巨人軍の某コーチ》
「仰る通りですね…」
R氏のメール指導をご紹介します。
[息子]
コーチから
「ストレートは前で、高めの変化球は近く、
低めのギリギリの変化球は前で捕れ。
そうすればストライクゾーンが広がると共に、
審判の見やすい所にミットが来る」
と言われたのですが、
Rさんは「自分のとりやすい所で」と言う事でしたが、
コーチの言う事はどうなのでしょう?
[R氏]
とりやすと言うか!ミットをしっかり止めることからです。
それも出来ずに小細工をやるべきではないです。
どんな球でも、しっかりミットを止める。
そこからです。
[息子]
硬式になってからバントで打球の勢いが殺せません。
バットの先に当てたり、少し芯を外そうとしているのですが、
ファールになったりプッシュになってしまいます。
どうしたら良いでしょう?
[R氏]
見てないのでわかりませんが、
手先でやろうとしているのではないかと。
上半身は固定して引いたりせずに
膝で高さは調整する感じです。
あと練習不足です。
右手が痛くなるまでやってください。
[息子]
盗塁を刺す時の送球体勢に移る時は、
右足を引くのと、左足を出すのとどちらが良いですか?
僕は右足を引く方でやっていました。
[R氏]
基本的に引くってことはないです。
到達地点までマイナスになることですから、
高校前半は左足出すのをやってましたが
試合では使えなかったのでステップでまず右足を前です。
R氏、М氏のメール指導にご興味がある方は
是非、コメントください。