《父子のための野球塾》87
今回はある記事をご紹介します。
「国学院大学野球部」の記事です。
本当は全文を読むとその深さが分かるのですが、
今回はほんの一部だけご紹介します。
《“心技体”の土台づくり》
国学院大学には、「先で伸びる人材」を輩出するための
独自システムがある。
竹田が監督時代に導入し、現在も引き継がれているものだ。
スポーツの世界では「心技体」の解釈に、
組織や指導者の育成哲学が表れるが、
国学院大学では2つの考え方がある。
ひとつ目は、3要素の位置づけだ。
もうひとつが、3要素を支える「土台」があるという構図。
「人を支えているものは心であり、体である。
でも、心と体の順番が逆ではダメ。
心がまだできていないのに体はでき、技術論ばかりに走ると、
ちょっとスランプになったとき、
心が安定していないからガタガタ崩れるわけです。
だから、心の面をちゃんとやっていかないといけない。
もうひとつは、3つの要素のバランスを支えている土台が
しっかりしている必要がある。
このバランスが崩れてはダメだと思います」
心体技を支える土台とは、
「心=考え方、プラス思考」
「体=体力、下半身の強化、体幹、柔軟性」
「技=キャッチボール、打撃の右打ち、走塁の基本」などだ。
土台ができていないうちに小手先の能力だけで実戦の場に立つと、
小さなほころびが大きなほつれになる可能性がある。
以上です。
R氏のメール指導をご紹介します。
[息子]
引き付けている意識と引っ張る意識で振っているのに、
打球が右に行くのは良い事でしょうか?
[R氏]
意識しているポイントはいいと思います。
思っているよりスイングスピードが遅いのかもわかりません。
どんどん練習です!!
[息子]
野村元監督の本を読もうと思っていて、
リードに関する本なのですが、
『野村元監督の考えで高校野球に通じるものと、
通じないものがあるから、判断しながら読め』
と監督に言われました。
どういう観点で違いを見分けると良いですか?
また、高校で通用する、しない考えとは
どういった違いですか?
[R氏]
私は読んだことないので、
どのようなことが書いてあるかわかりませんが、
相手打者を見てるか?自分の投手を見てるかだと思います。
いつも言ってるように
捕手の思い通りに投げれる投手など
高校生では一部です。
今は投手中心に考えてあげればよいです。
[息子]
この冬、投手の投げ込みが増えて行くのですが、
コース、キレ等を厳しく言って行こうと思うのですが
どうしょう?
冬なので試合がなく、
モチベーションが下がるという事はないと思うので
厳しくいこうと思うのですが。
[R氏]
冬に投げ込み???
冬は走り込みと腹筋背筋強化に集中した方がいいです。
夏にあわせるのであれば、
投げ込みは2月中旬からでよいです。
それをしないと球のキレはでないです。
R氏、М氏のメール指導にご興味がある方は
是非、コメントください。