《父子のための野球塾》57 

今回ご紹介するR氏のメール指導を改めて読んで

中・高時代の時間の貴重さを感じます。

 

高校野球・・・たった2年半。

 

「強い身体づくり」の為の練習とトレーニングの他に

何も考える必要はないのです。

 

その「強い身体」の上に、後に花が咲きます。

花が咲いた後も走り続ける選手が一流になります。

 

R氏のメール指導をご紹介します。

 

[息子]

休日はどの様に使っていましたか?

[R氏]

高校時代は休みがなかったのでわかりませんが、

休みがあったならば故障していた箇所のケアとかですかね。

 

あとは肩肘は休ませたいのでそれ以外の練習です。

素振り、腹筋、背筋!!!

 

高校生の時は回復力が早かったのか、

休まなくても普通に出来てましたね。

社会人の時は休まないとダメでしたが。

 

甲子園に出たいのであれば休日だからといって

決して遊ぶことなど出来ないと思います。

たった2年半です!

3年生の夏の大会が終わればなんぼでも遊べます!!!

 

[息子]

自分から見て右側のボール球を捕る時に、

グローブが流れないで止めるコツはありますか?

ボールの勢いで流されてしまう時があるのですが。

[R氏]

筋力不足です!

あとは前回の質問の左側もそうでしたが、

数をこなさないとダメです。

 

最初から上手くなんて誰も出来ません!!!

まずはブルペンの時にしっかりミットを止めることを意識して

キャッチングしてください。

それからです。

 

[息子]

外野フライは狙って打てるようになりますか?

また、そのために今からできることはありますか?

指導者から

「右打ちのゴロと外野フライを狙って打てるように練習しろ」

と言われました。

[R氏]

外野フライを狙って打てるかどうかですが

どんな球でも打てるわけではなく

外野フライを打ちたい時は低目を捨てて、

狙い球を高めにしておくことです。

 

フライを狙う為に当てにいくスイングをするのではなく、

いつもどおりのスイングで狙い球を高め気味にすることです。

 

右打ちは試合場面でどうしても必要な時もあります。

ノーアウト二塁で送りバンドを二球失敗し追い込まれて、

内角をどん詰まりでも右に打ちランナーを三塁に進める。

それぐらいです。

 

なにが言いたいかというと、

そんな練習を優先するより、

強い打球を打てる下半身の使い方をやる練習をすることです。

 

今でも強い打球を右方向に打っている練習をやっている

と思うので、それでいいです。

 

(この返答は決して指導者批判ではなく

指導者の方の言いたい事が選手に伝わってない

だけだと思います。)

 

R氏、М氏のメール指導にご興味がある方は

是非、コメントください。