《父子のための野球塾》15
今回はR氏とのメール指導をご紹介します。

 

この「メール指導」の意義や効果はいくつかあります。

その一つは「考える」そして「試行錯誤する」です。

 

息子は毎週3問以上、R氏への質問を考えます。

何においても「考える」習慣は、大変重要です。

 

そして、R氏からのアドバイスを頂き、

それを試しますが、

全てが直ぐ上手くできるはずがありません。

 

そこで、出来るまで何度も繰り返し練習する。

「なぜ上手く出来ない・・・」

「アドバイスの捉え方が違うのか・・・?」など、

さらに新しい疑問が生まれて、それを質問する・・・

 

と、いうような「試行錯誤」が始まります。

 

この「思考と試行錯誤」の訓練は

「直接指導」にはない、違う成長をつくると思います。

 

そして、これが人生にも役立つ!

 

中学生野球少年の皆さん!そして、お父さん、お母さん!

ソクラテスもプラトンも
みんな悩んで大きくなったのです!

 

では、メール指導をご紹介します。

 

[息子]

早めに硬式のバットを振った方が良いと思うのですが、

軟式の木製の重いバットでも良いのですか?

やはり軟式のバットなので、硬式のバットとは違いますか?

 

[R氏]

少しだけバランスが違うかもです。

 

 

[息子]

二塁への送球が右に反れてしまうのですが、

タッチコースへ投げるコツはありますか?

 

[R氏]

おそらくベースに入る二塁手か遊撃手を見ながら

スローイングしてると思います!

 

私も初めはそうでした。

だから結構送球がブレてました。

野手の動きは気にせずベースに

スローイングする練習をします。

 

試合でも野手は関係なく

素早くスローイングしていたので、

早すぎてよくセンターにまっすぐ抜けてました。

 

それは野手の問題なので

野手が早く反応する練習が必要です。

野手に合わせてスローングする必要はありません!!!

 

 

[息子]

投手の調子がイマイチで、変化球が上手くできず

ストレート中心のリードになってしまう時があります。

 

試合の時に変化球を使わないと厳しい時には

どうしたら良いですか?

 

[R氏]

私は投手の調子がイマイチな時は

ストレート一本でもかまわないと思います。

 

 

今回は以上です。

次回はこの「メール指導」をもう少し掘り下げます。