ナレーター(あやちの親友のあすみん)
「これは、東北の教会ではじまる物語。
神社の娘が実家で巫女のお手伝いをしながら、
近所の教会で孤児院も運営している、神父に
心を打たれ、ボランティアで孤児たちの面倒を
みることになるが、経営難でブラック企業に買収されそうになる。
虐待や放置を恐れた未恋は、なんとかお金を工面しようと、
女子プロレスで戦って勝ち取るティーンエンジャーの道を
進んでいく、愛と戦いの物語である」
睦美おばさん「これからは、あったかい汁の季節でさ、旦那が釣ってきた、まぐろも
つけてやるから、がんばりたまえ。私の座右の銘、女は弱し、されど母は強しだ、
未恋ちゃんも、もう立派な孤児たちの母親さあ」
未恋「ありがとうございます。これで、南部汁が作れそうです・・
抵抗力もなく、寒さで震えている孤児もいますし」
睦美おばさん「そういえば、さっき、教会の方に金田商事の社長と社長夫人が入っていた。
あの業者は老人ホームだ介護事業だというとるが、ほんに、青森の政治家の太宰一族に
取り入って、悪いうわさがたえない業者。まあ、六田神父も根はいい人だが、金感情には
だらしないこともある、気を付けた方がいい、本当に困ったときはどう判断するかは」
未恋「女はよわし、されど母親は強し」
睦美さん(おばさんだと怒られそうなのでかえた)
「その意気なら、乗り越えられるわ」
金田いつき「だから、神父さん。こんな経営状態じゃ、どこぞのカルト教団みたいに、
ラーメンとパスタの区別もつかない、手打ち麺しか食べられない、いや時間もないから
すいとんしか食べさせられない、格差底辺孤児院にしかならないって」
愛美婦人「やはり、世の中愛情より、優雅な肉体と優雅なお屋敷、お金が大事になるわけですよね」
六田神父「とはいえ、子供たちの心境を考えると急ぎすぎるのも」
愛美夫人「善は急げですわ、ブッチャー岡田さんや、睦美の宅配もいつまでも、あなたたちに
原価ギリギリ商売をしてくれるとは限らない、生命線がきれたら、給食費も払えなくなりますわよ」
いつき「まあー、急がせても仕方ないとはいえ、借りた借金の利子だけは払ってもらわないとね。
結論を急がざる負えないのでは」
未恋「あんたたちから、借金なんてしてないわよね」
六田神父「まあ、そうなのだが」
いつき「ふん、返済だけでもアップアップのくせに、我々から借りてようがどうであろうが、
我々の孤児院に子供を預けなくならないのは、時間の問題、さあ次の予定もある引き上げよう」
愛美夫人「世の中、お金よ、お金」
未恋「神父、大丈夫ですか」
六田神父「あー、震災で子供たちは、軽傷ですんだものの、建築物の修築とかでも、かなりの
金額をつかい、借金するような状況になってしまった。だがな、あの孤児院に子供たちを
預けるのだけはどうにか避けたく、役所とかの施設にもかけあってみたが、
政治的圧力を彼らがかけてるようで」
未恋「あんな、餃子臭い成金社長と、ルックスは綺麗だけど心が汚い、社長夫人、
子供たちがたとえ、衣食はたりたとしても、まともな大人に育つわけがないわ」
(番組の途中ですが、橘田さん、愛美さん、フィクションだから、悪役よろしくお願いします)
六田神父「そうはいえども、先立つものがないとな」
・・・・・
高校二年生の進路指導で・・
三森先生「佐々木さん。高校卒業したら神社の仕事に従事すると。あなたの成績なら
大学に進学するというのもあると思うけど」
未恋「いえ、高校卒業したらではありません。孤児たちを守るために、
大金を稼がないと」
三森先生「なにをいってるの、借金や地上げで教会が苦しいと噂は聞いていますが、
あなたは神社の娘、優しいから孤児院のお手伝いをしてたけど、そこまで深入りする
必要がないのが、世間の常識じゃないの」
未恋「じゃあ、あの子たちを、悪徳業者の孤児院に入れればいいというのですか」
三森先生「それはそうだけど、現実的な考えもしないと、進路指導の面談なんだし」
未恋「女は弱し、されど母親は強し」
みもりん「そこまで、強い意志を示されると、私も先生なんていってられなくなりそう。
あなた、毎日の買い物で、孤児たちの食料をその両腕で運んでいた。
かなりフィジカルは強いはずだわ。体を資本にすれば可能性があるかもしれない。
ただ、私は普通に進学した方がいいとは思うけどね、常識的に考えると」
・・・・・
家に帰り
岡田さん「おー、未恋ちゃん、元気出せ。辛いことはあるだろうが、元気が一番。
それがプロレスで俺が学んだことだ。
神父から借りた、アリと猪木の試合を返しにきたんだけどさ、あづかってくれるかな」
未恋「ああ、はい」
岡田さん「しかし、猪木は寝技に引き込もう、卑怯だいうけど、アリというボクサーは
それは強い相手、ああいうやり方にするしかないと思うけどな」
未恋「そうですか」
ナレーター「六田神父のビデオライブラリ」
未恋「映像の20世紀の歴史、スーパースター対決(仙堂対牧)、フランスワールドカップスペイン対ナイジェリア、
スーパーマン。神父のビデオライブラリー初めて見た。お笑いウルトラクイズに・・・
神父レスラー。レスラーなにか心にひっかるところがあるような」
(神父レスラーの録画はリアルでしてないですが、お話)
ビデオをみて
神父レスラー「肉屋はいつもおまけをしてくれるんだ」
未恋「私と子供たちを助けてくれる岡田さんみたいな温かさがある」
レフリー「あんた神父なんだから、反則技しちゃだめ」
未恋「あれだけ、痛めつけられても、レフリーが神父としての道を曲げてはだめだと」
神父レスラー「神父としての私、プロレスラーの私、もいますが、
やはり孤児たちの父親である私は、本当の私だと思います」
未恋「これだわ、私が心から信じられる神父は。私も主婦活動で鍛えたこの怪力で、
プロレスの星になる。土日でプロレスジムに入門するためにも、孤児たちの学習用の
タブレットをお借りして、信じられるプロレスジムを探すわ」
ナレーターあすみん「神父や父親には内緒で、盛岡駅初の夜行バスで東京を目指す未恋、
もう後にはひけない」
岡田さん「プロレスジムか、男なら、新日本プロレスだが、女子だったら、さくらのプロレス団体が
一番だろうな」
睦美さん「なにもいわなくていい、盛岡駅まで送ってあげるから」
未恋「ありがとう、何も聞かずにサポートしてくれた、岡田さん、睦美さん」