大学時代の同級生の小学校時代の同級生が寿司職人で、一昨年の末に開業したとのことで、誘われるがままに
今回は15000円のランチコースをいただいた。
もちろん、財布的には大ダメージ。
写真枚数制限の都合で抜粋になってしまうが、本当はもっと料理も握りも出る。
先ずはしじみ出汁。
一口口に含むと、濃厚なしじみの香りと味わいが広がり、
「よし、今から食うぞ!」
って気になる。
食前酒ならぬ、食前出汁だな。
鯛のお造り。
淡白な味わい……と片付けてしまうには余りにもその旨みに存在感がある。
が、その主張はがなりたてる類のものではなく極めて品がある。
焼き魚とべったら漬け。
焼き魚が美味かったのはもちろんなのだが、今回驚いたのはべったら漬け。
過去に食べたべったらの中で一番美味い!
大根の食感はしっかり残しつつしっかりと漬かっている。
だからといって過度に甘過ぎたりベタベタしていたりしない。
巷で挙げられるべったらの悪いところを全部取り除いたみたいな味わい。
実はこの日一番印象に残ったのはこれだったりする……寿司店で失礼な話かも知れんが。
そしてなんと……エビクリームコロッケ!
ここまで本格派の寿司店で揚げ物、しかもクリームコロッケとは大変珍しい……更に、カニクリームではなくエビクリームと来たもんだ!
だがね……流石に出してくるだけあって、その仕事は見事の一言。
濃厚なエビの風味を纏ったホワイトソースがサクサクの衣を纏っているのである……約束された美味さがそこにある。
そして、手前にあるソース。
これがね……更に美味しくしてくれるのよ。
コロッケ本体ももちろん美味いのだが、このソースが加わることよって旨みが暴力的に襲ってくる。
ナマコ酢。
コリコリの食感が楽しいのは常のことなのだが、こちらのものは臭みが一切無い。
そしてなにより、浸かっている酢(?)が妙に美味い。
食べ終わった後に酢だけを3〜4口ツマミ代わりにしていた程。
白子ポン酢。
正直に記そう。
写真の白子は2つ、最初は3つ……そう、撮影前に箸をつけてしまった。
もうね、何食べても美味しから段々と撮影が億劫になってきてね……。
で、この白子。
白子の旨みについてはもちろんなのだが、特筆すべきはその舌触り。
「実は裏漉ししたものを成形しました!」
と言われても信じてしまう程に滑らか。
漬けまぐろ。
実はアタシ、寿司ネタの中で赤身の漬けが一番の好物である……大トロとかウニとか好きそうなイメージだとは思うけどね。
こちらの漬けは漬かりが実に絶妙。
これより浅いと漬けによって生じる旨みが失われるであろうし、その逆であれば漬けダレの風味が強くなり過ぎてマグロの風味が死ぬ。
まさに、マグロとタレのいいとこどり。
……くっ!
自腹でなければ高級店でなければ……お代わりをしたものを……!
車海老。
握る前に
その姿を拝ませてくれる。
で、火を通したてなので暖かい。
寿司店で暖かい海老の握りを食べたのってもしかしたら初めてかも知れない。
そしてね、海老の旨みがね、こう……ギュ!
なワケよ。
これもお代わり欲しいかったなぁ……。
煮蛤。
記憶を辿ったのだが、煮ハマの握りを食べた記憶が僅かしかない。
そして味を思い出せん……まあ、つまりはその程度のものをいただいたということだな。
誤解しないでいただきたいのだが蛤そのものは大好物の部類である。
実際天ぷらで蛤があると小躍りしたくなる。
そして今回、やっと記憶に残る煮ハマをいただくことができた。
蛤の旨みと甘みを引き出して活かす……職人の仕事を心から楽しめた。
穴子。
赤身の漬けが一番の好物と先述したが、二番手はこの穴子。
特に、熱々のが好みである。
逆にキンキンに冷えているものはワザワザ食べなくていいかな……胃のキャパにも限りがあるワケだしな。
こちらのは熱々ではなく、暖かいといった温度であったが……もしかして、このくらいの温度が一番香りが立つ?
甘味があり、旨味があり、ほんのりぬくい……なんか幸せを頬張っている感じがした。
もちろん、お酒もいただいた。
手取川。
写楽。
日高見。
宝剣。















