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催眠療法家、心理学者、精神科医。
エリクソンと身体障害
彼は極めて重篤な身体障害に悩まされていた。その中には1.ポリオ、2.色覚異常、3.失音楽症(音楽が理解できない障害)が含まれる。特にポリオにより、17歳の時に目を除く全身が麻痺した事は彼に重大な影響を及ぼした。一つには、回復するまでの退屈しのぎとして自分の家族を観察した事である。この観察の中で彼は言葉の‘ダブルテイク’★(ある言葉が2重の解釈を許すこと)、‘トリプルテイク’(ある言葉が3重の解釈を許す事)の発見や、言葉の命令的側面(例「窓が開いてますね。」が「窓を閉めてください。」との命令を含意しうる事)や幼児の身体的発達過程への理解、そして何より彼の伝説的な観察力を獲得した(例えば、彼は相手の首筋から脈拍数を数える事が出来たという)。さらに失音楽症は彼が話し相手の呼吸や抑揚に意識的な注意を向ける事を可能にし、これは後に彼が催眠を独習する時に大きな利点となった。
短期療法(ブリーフセラピー;Brief Therapy)は、ミルトン・エリクソンの影響を受けた理論・技法を有し、比較的短期間で問題の解決をみる心理療法の一派を総称して短期療法という。MRIアプローチ、ソリューションフォーカストアプローチ、などが代表的である。
