THE ALFEE 2024夏のイベント「50年目の夏祭り」2日目参戦 | Rockdom~酒に飲まれて

THE ALFEE 2024夏のイベント「50年目の夏祭り」2日目参戦



「50年目の夏祭り」と銘打ったTHE ALFEE の夏のイベント@Kアリーナ横浜に行って来ました。2024年8月18日=2DAYsの2日目。感無量です。


最初に出会った頃から、オレたちについてこいよと言われ、言われなくてもついてくってばーなんて思いながら、御三方もファンも年月を重ねました。ただ単に年をとったんじゃなく、同じ時代と空間を共有しながらここまで来たんだって気づかされるライブ。特別な思い出になりました。


座席はKアリーナのレベル7。要するに七階みたいなもんで、天井近くのところです。メンバー豆粒か!と思うぐらい遠いのだけど、豆粒たちが星空のディスタンスのサビをマイクなしアカペラで歌ってきやがった!!なんなのこのコッキーズ?!2万人を前にですよ。オレら、現役バリバリのベテランミュージシャンだからねっ、魅せますよ〜っていう矜持を見せつけられました。


前日の1日目は櫻井さんが正調で披露したという秩父音頭も、2日目はラップで!ぁああ?そんなんできるんかい?!意表つかれまくりです。


一回目アンコールで披露された「Long Way to Freedom」で、「自由に空を飛ぶ鳥に憧れて〜」の歌詞を歌うのは、白い羽根の衣装を纏って宙を舞う高見沢氏(70)!モニタでご尊顔もばっちり拝見しましたが、すんごく嬉しそうでした。


本編最後の曲は、Musician。1980年のアルバム「讃集詩」の曲です。当時、御三方は二十代なかば。「つらくてもギターは捨てられない」で始まり、未来が見えなくとも音楽で生きていこうっていう決意表明を優しく歌った曲。原曲は「夢をこの手で掴み取るまで 君のために歌い続けよう」という歌詞です。それがライブでは「命の灯が消える時まで 君だけに歌い続けよう」に。未来が見えなかったあの頃も、人生の終盤が見えてきた今も変わらないメッセージに胸がいっぱいです。


2回目アンコールでは、同じくアルバム「讃集詩」から「明日なき暴走の果てに」も披露。「未だゴールは見えず」の歌詞が繰り返されました。MCでは高見沢さんが「未だゴールは見えずは今のアルフィーのこと」と語ります。「みんなに会って、みんなに見つけてもらって、50周年。まだまだこれから。活動を止めない。だって、伝えたい歌がまだまだあるから」。だって、伝えたい歌がまだまだあるから。。。沁みます!


第3部最後の曲は、夜明けのLANDING BAHN。1987年のオールナイト夏イベ@日本平「SUNSET SUNRISE」の最終盤・夜明けに披露された曲です。日本平に参加してなかった私ですら、食い入るよにビデオを見ていたあの頃と目の前のライブが重なるのだから、日本平参加組はあの時、ともにいたことを思い出したんだろうなーと羨ましかったです。


「50年目の夏祭り」最後は、「ROCKDOM 風に吹かれて」でした。2万人で、「俺たちの時代を忘れないで 風に吹かれていたあの頃を」と歌いました。みんなで。50年目のALFEEの音楽は、御三方とみんなで作ってきたんだなあって気持ちになりました。ちょっと僭越かな。でもいいや。