自分の親知らずがまさかあんなことになっているとは驚いた。
真横に生えていたためか、歯の根っこがすくすく成長していた。
しかも3股。
自分の歯でも、写真の歯でも、ふつー歯の根は2股か1つだと思ってた。
さらに歯の根はまっすぐ生えているのが普通だと思っていたが

私のは
UFOキャッチャーのクレーン型だった。

そりゃもう骨にがっちり食い込んでて施術に
1時間半かかりました。
抜いた後の歯を見たとき、根っこの長さとカーブしている形状が禍々しくて
悪魔に呪われた歯のように見えました。


以下はレポです。

上記の右下の最後の親知らずは大学病院で抜いた。
最初は若い研修医3人で施術された。
一人がメインで抜歯や縫合をし、
一人はサブで吸引などを担当し、
もう一人は見学という感じ。

私の歯は横向きで半分埋まっているので、
一番奥側を切開し、埋まっている部分を出して、少しずつ歯を削って小さく分解してから抜くとのこと。
最初は普通に進んでいたが、研修医は経過20分くらいから「あれ?あれ?」と言い出し、
途中から「どれどれ」と言ってボスが出てきた。

ボスは「レントゲンがもやもやしてるねえ」といいながら施術を交代してくれた。

確かに他の歯は2本の根がくっきりレントゲンに写っているが、
この歯だけ根が見えない。
レントゲンで根っこの形状を見て、抜く方法だけじゃなくて、
抜き取る方向なんかもアセスメントしてるんだなあ。
なんて思いながら時間がどんどん経過。

ボスの手さばきは思い切りがよく、キャリアを感じたが、
ボスになってからも30分くらい時間がかかった。
歯を電動のこぎりみたいなので分解したり、
小さくなった根っこを金具で押されたり、
ペンチみたいなので引っ張り出されたり、
何か色々試行錯誤して格闘してくれました。
「どうなってるんだ?これ?」
みたいな言葉も聞かれ、一時はどうなるかと思ったが…。

あきらめてそこで終了できないお仕事って大変だと思いました。
医者がさじを投げるってあってはならないことかも…なんて。

1時間くらい経過してくると、もはや私はどうにでもしてくれって感じになって疲れていた。
あんまり歯をぐりぐり押されるので、顎も痛いし
私の顎壊れたらどうすんのかなーなんて思いながら
後半はもうぐったり。

今思い出だすと、一個の根っこは私の口から飛び出てボスの目に当たってた。
なんて悪魔のような歯だ。

でも近医で以前抜いた下の歯は、
のみと金槌じゃないけど、そんな感じのもので
ゴンゴンやられて、術後の痛みが激しく、痛み止めも効かなかったが、
今回は、さすが大学病院。術後の痛みは思いのほか小さかった。

少しずつ歯を電動のこぎりみたいなので削って小さくしてから抜いてくれたので、
顎関節や周辺の骨や筋肉などへの負担が小さかったのだと思う。
上の歯とほとんど変わらなかったくらい。
帰ってからテレビ見る余裕もあったし。

さすが、大学病院。

有給の関係で、抜歯を今年まで延ばしていたが、
やはり有給とって大学病院に行ってよかった。

これから親知らず抜歯を検討している方には
病院選びの重要性をお伝えしたいです。

今日はこれから消毒~