白内障の診断を受けた日は、頭の理解が追いつきませんでした。
3月に網膜剥離の手術を受けたばかりで、その半年後の診断ですから…
私は余り夢を見ないのですが、その日は珍しく夢を見ました。
若いころ(20代のころ)は、シーズンスポーツに夢中でした。
夏はスキューバダイビングとボディボード、冬はスノーボードという具合に。
スノボには月3回くらい通っていました。
夢の中で友だちとスノボに行こうとしていました。
当時仲良くしていた友だちが出てきました。
めっちゃリアルでした。
大学時代仲良くしていたKちゃんと実際のスノボ友だちのOさん。
他にも登場人物がいたけれど忘れました。
出発直前になり、Oさんから行けなくなったと連絡がありました。
残りのメンバーで出発するのかと思いきや、
何故か私は準備をしに家に戻りました(まだ用意していないんかい!)。
夢っていろいろおかしいところがありますよね?
毎週のようにスノボに行っていたので、用意なんて15分くらいでちゃっちゃとできるのですが、
夢の中では何時間かかっても用意ができないのです。
夢はここで終わってしまいました。
夢って何かができない系の夢が多くないですか?(私だけかな?)
私は気持ちの切り替えが早いので今はもう大丈夫ですが
(何なら眼内レンズや合わせる距離の研究をしています)、
診断を受けた当日は自分で考えている以上にショックを受けたようです。
そのショックを受けた気持ちが、
今まで当たり前にやっていたことができなくなるという気持ちと結びついて、
スノボの用意が何時間かかってもできない→スノボに行けない→スノボができない
という夢になって出てきたのかな?と思いました。
スピードが出ることはできないものの一つです。
実際に今の見え方では車の運転はもちろん、自転車の運転も怖いのです。
歩くのは平気ですが、自転車くらいスピードが出ると、
私の今の目の見え方では脳で景色を処理するスピードが追いつかないのです。
実際には白内障の手術を受けると、良く見えるようになりできることが増えるのですが、
診断当日は、今まで当たり前にできていたことがどんどんできなくなるという
ショックの気持ちが強かったのでしょう。
このようなときって本当に性格が出ます。
私はビビりなんだなぁとつくづく感じました。