手術当日になりました。
紹介状を書いてもらったとはいえ、飛び込みで当日中に手術をしてもらわなくてはなりません。
そのために開院前に並ぶ必要があり、家から遠い病院なので朝の6時起きでした。
病院の開く30分以上前に着いたのですが、すでに30人くらいの人が並んでいました。
この並びを見てきっと良い病院なんだろうなという予感がしました。
時間になり受付をすると、紹介状を持った人がたくさんいました。
遠くから来ている人も大勢いるような感じでした。
午後過ぎまで手術に向けてたくさんの検査をしていくことになります。
検査の結果、「硝子体手術」というものをすることになりました。
苦手な人もいると思うので、手術内容の詳細は載せません。
簡単に説明すると、眼球の中に医療用ガスを入れてガスの浮力で網膜の剥離した部分を引っ付ける手術です。
興味のある人は検索してください。
(網膜にまだ穴が開く前の裂け目ができた段階なら、レーザー治療で済む場合もあるそうです)
私は先週網膜剥離が始まったとばかり思っていたのですが、
精密検査の結果、もっと前から網膜剥離が始まっていて急激に進んだのが先週なんじゃない?
というのが先生の見方でした。
写真で見ると黄色ぽい丸いものが写っており、
恐らく気づかなかっただけで以前から網膜剥離になっていて、
その部分と新しく網膜剝離になっている部分では液体の粘度が違うらしく、
綺麗に取り除くのがちょっと大変かもと言われました。
先日手術を行った人は、検査の段階ではまだ中心部が引っ付いている状態だったけれど、
手術の時間には中心部まで剥がれてしまっていたそうです。
あなたの場合はギリギリ間に合うと思うけれど、
もし手術の時に中心部まで剥がれてしまっていれば、手術成績が下がりますとはっきりと言われました。
そして網膜剥離の手術を行うとかなりの確率で、白内障になる時期が早まりますとも言われました。
病院によっては硝子体手術をすると同時に白内障の手術をしてしまう病院もあるそうですが、
目のレンズを傷つけずに手術をできる技術を持った先生だったので、硝子体手術だけをしました。
本当に良い先生に当たりました。
はっきりと事実を説明してくれる先生で信頼できると感じました。
まず良いことから説明します、~
次に悪いことは~
という感じで説明してくれました。
時間がある今の内にお昼を食べに行くように言われました。
絶対に走ったり転んだりしないようにと念を押されました。
せっかくなので美味しい物を食べようということになりお寿司を食べに行きましたが、
想像以上に緊張しているみたいで、3皿しか食べることができませんでした。
絶対に美味しいお店だったはず。
また手術することがあれば(手術はもちろん嫌だけど)、チャレンジしたいな。
ここからが長い長い一日になります。