占いや心理学を勉強していると、「相手を許す」という言葉がよく出てくる。
私は滅多なことでは腹を立てないし、
知り合いからも「むつみさんは心が広いわー」とよく言われる。
人はみんな違う感情を持った生き物だというを理解しているし、
人は思った通りに動かなくて当たり前ということも理解しているからだ。
でもね長く生きていると、どうしても許せない人に出会うことが時々ある。
私や私の大切な人のことをよく知りもしないで全否定してきた上で、
周りの人にあることないことを吹き込んで一緒に攻撃してくる人は、
許せないし、神経を消耗してしまう。
みんなもそうでしょ?
きっと私のことがうらやましいのだろうな?と。
でないとそこまで人に執着する理由がないもんね。
それでもやっぱり、一線を越えてきた人は許すことができない。
だから長年「相手を許す」ということが理解できなかった。
でも最近少しだけ分かってきた。
文字通り「許す」ということとはちょっと違うんだよね。
やはりそういう人に出会ってしまうと、直後はすごく心をかき乱される。
心の中のほとんどがその嫌な出来事で占めている。
多少ショックが癒えてくると、自分の好きなことをやる余裕というものが出てくる。
そして楽しくなってきて、気がつくと夢中になっている。
その頃には、頭の中で相手のことを占める割合がどんどん小さくなってきている。
完全に消えることはないけれど、日常生活を送る上では何の影響もない程度になっている。
この一連の流れが、私にとっての「相手を許す」ということみたい。
これをタロットカードで表すと「星」のカードになる。
このことに気づいてから「星」のカードが大好きになった
このカードの女性は、自分が裸なのに気づかないくらい夢中になって川に水を流しているね。
広大な川を水でいっぱいにするのは気の遠くなるような作業。
きっとすごく長い時間がかかることだよね。
それでも夢中でやり続けている。
そして気づいたころには、
「その人にとっての一番いい状態を、天が用意してくれている。」というわけ。
だから「星」のカードが、私にとっての「相手を許す」ということ。
皆さんにとって「相手を許す」ということは、どのカードが当てはまりますか?
信仰深い人で、祈ることによって相手を許すことができるのだったら、
「法王」のカードが当てはまるかもしれないね。
あといくつか思いついたけれど、あまり書くとつまらないから自分で考えてみてね。
念のために書いておくと、タロットの書籍に「許す」というワードが載っているわけではないから。
ぜひこの週末はタロットのちょっと深い世界に入ってみて
ほーんとタロットってすごいから
「あなたもタロット沼から、抜け出せなくな~れ」、笑