タロットに聞きたいことがあるから、タロットをやるわけだけど、
いつも分かりやすい答えをくれるとは限らない。
あくまでもタロットが出してくるのは、カードの世界観。
ここを理解していないと途端にリーディングが難しくなってしまう。
大抵の人は明るい未来にするために、
ちょっと上手くいっていない現状を抜け出したいと考えている。
なのに最終結果にこんなカードが出たとする。
「吊られた男」逆位置。
動けない→一時的な停滞→今とほとんど変わらないということ。
たまたまつけていたカーネリアンのブレスレットとカードの色が一緒だったらか
写真に撮ってみた
こういう偶然ってうれしいね!
私のイメージカラーはオレンジ色なんだそう。
若いころから何人もの人に言われるからきっとそうなんだろうね
ちょっと話がそれました
タロットってシビアだったり意外と残酷だったりする。
こういう場合は、
周りに出ているカードを見ていって、そこからどうすれば動けるようなるのか?
を読んでいけばいい。
一枚引きだったら追加で質問をしてどんどんカードをめくっていけばいい。
「今とほとんど変わりませんね・・・」で終わりではないからね。
どうなんだろう?
その辺はタロットリーダーのスタイルによっていろいろかな?
この場合は、周りに星のカードが出ていた。
「あなたの思込みやエゴを流して本当に大切なものが見えてくると、
現状が変わっていきますよ。」
という意味のカード。
例えば対人関係の相談だったら、「相手に謝ってほしい、こういう風になってほしい」
などの、相手をコントロールしたいという気持ちを流すとかね。
こういう分かりやすい例を出してあげる(カードの世界観を通訳する)のが、
タロットリーダーの役目なんだと思う。
「相手を変えることはできない」
というのは落ち着いて考えてみれば当たり前の話なのだけれど、
自分が問題の真っただ中にいるときは、そのことを忘れてしまっていることがある。
「私は悪くないのにー」ってね・・・
例えあなたが一切悪くなくても相手を変えるのはほぼ不可能。
カードを見ることによって、
「そうだった!相手を変えることはできないんだった!」
とちょっと冷静になることができる。
タロットカードをある程度読めるようになって、信頼できるようになると、
こういう風に冷静になれる回数が増えるから、
解決できる問題も増えてくるし、本当に心が穏やかになってくるよ。
もちろんタロットカードの使い方は自由だから、
「キャー(≧∇≦)、当たってる~」という使い方でもいいのだけれど、
「タロットカードは時にはシビアだけれど、深いところまで見れるよ」
というお話でした。