手術をするために午前中に病院に預けて、
夕方18時頃に迎えに行ったわけだけど、
ずいぶんと長い時間一人ぼっちにさせてしまった。
普段の留守番は、待っていれば家族が帰ってくると分かっていると思う。
でも病院で待っているのは初めてのことだから、
六太にとっては家に来てから一番の不安な体験だっただろうな、
もう家族と会えないのかな?と思わせてしまったかな、
とかいろいろ考えてしまった。
手術後当日は元気がなかったから余計に心配してしまった。
六太は何を考えているのだろう?翌日、タロットちゃんに聞いてみた。
なんのカードが出たと思う
世界 カップのナイト
「世界」のカードは簡単に説明すると、
試練を乗り越えたときに幸せになれるよ、という意味のカード。
カードの中央の人物が六太に見えた。
がんばって手術をのりこえた六太が、
「ママ、心配しないで。ママが思っているほど怖くなかったから。
今日からまた新しい人生が始まるんだよ。」
と言っているように感じたの。
「カップのナイト」は青年になった六太が
(生まれてから半年で、人間でいえば18歳くらいになるんだって!一年で二十歳くらいだそう)、
愛情のたっぷり入ったカップを持って迎えにきてくれたように見えたの。
「ママ、今まではかわいがってもらうばかりだったけれど、
これからはボクもいっぱい愛情を届けるワン。」
このカードをめくった瞬間こういうことが頭に浮かんで、ウルウルしちゃったの。
タロットをやっててこんなことはじめて。
ウルウルしてると、さっきまで昼寝をしていた六太がやってきて、
足をぺろぺろしてくれたの。
犬って人の気持ちが分かるんだね
六太、これからも仲良くやっていこうね
(人物カードから引いたわけでなく、
78枚から引いてカップのナイトが出たの。
タロットはこのような不思議なことがいっぱいあるわ。)
今まで病院に行くと心臓がバクバクして震えていたんだけど、
手術をして以来病院に行くと、
待合室の床をのっしのっし歩いて、寝そべってくつろぐようになったの。
きっと先生や看護師さんによくしてもらって、
病院って思ったほど悪い場所じゃないと分かったんだね。
先生、看護師さんありがとう。