近畿地方も梅雨入りしました

 

ここ数日は、暑いけど、朝夕はまだましです

 

「んだんだ」

 

もう少ししたら、朝夕も暑くなるんだろうな

 

「んだんだ」

 

あと4ケ月くらい暑いんだろうね

 

「んだんだ」

 

ねえ、おとっつあん、んだんだばかり言ってないで、他のことも言ったらどう

 

「だってよ、クーラーがあるから、オラには関係ねえだ」

 

そうね、おとっつあんはあまり外に出ないものね

 

でも、電気代が上がるから、なるべくクーラーは点けないわよ

 

「おめえ、そりゃねえべ。年寄りには暑さは堪えるだよ。おめえ、オラを殺す気だっぺか」

 

心頭滅却すれば火もまた涼しってね

大丈夫よ、おとっつあんだったら

 

「なにが、オラだったら大丈夫なんだっぺ?」

 

おとっつあんだからよ

 

「………」

 

『オラの心は寒いだ』

ホタル、見たいな

 

最後に見たの、いつだろう?

 

光が尾を引いて飛んでゆく姿は幻想的です

 

私は車を持っていないので、なかなか見にいけません

 

あの人が小学生の頃は、近所の小川にもいたそうです

 

かたつむりも、てんとう虫も、喋々も、いっぱいいたそうです

 

半世紀で、そこまで自然が失われているんだね

 

いつか、そこら中でホタルが見れるようになればいいな

 

かたつむりも、てんとう虫も、喋々も、いっぱい見れるようになればいいな

 

森林税を、そういう使い方してもらいたいものです

 

ちょっと趣旨が違うか 笑

このところ暑い日が続いてますが、みなさま体調は大丈夫でしょうか?

 

「おめえが、大丈夫でねえっぺ」

 

そうなのよ、この暑さ、なんとかならないのかしら

 

「無理だな、これから半年くれえは、おめえにとって地獄の日々が続くだな」

 

いやだ~

 

「いやっつても、しようあんめえが」

 

だけど、いやだ~

 

「まあ、娘っ子のことは放っておいてよ、おめえら体調に気をつけるだぞ」

 

暑いのいやだ~!!!

人生、悔いを残さずだっぺ

 

「おとっつあん、どうしたの? 熱でもあるの?」

 

おめえ、なに、言ってるだ?

オラ、いたって普通だっぺ

 

「いや、おとっつあんが、突然そんなまともなことを言うものだから…」

 

じゃ、なにか?

おめえ、オラがまともなことを言ったことはねえっつうつまりか?

 

「そうよ」

 

おっと! えれえ、単刀直入に答えたべな

 

「おとっつあんがまともなことを言ったことって、一度でもある?」

 

う~ん、覚えてねえだ

 

「でしょ」

 

おめえ、なに得意そうな顔してるっぺ

 

「別に、そんな顔してないわよ プフッ」

 

してるでねえか!

 

「まあ、こんな議論してても始まらないわ。おとっつあんの言う通り、人生悔いを残しちゃいけないわね」

 

んだんだ

だから、オラ、悔いを残さねえように、今日も飲んでるだ

 

「………」

 

娘っ子は黙っちまったが、おめえら、いい夢見るだぞ

ねえ、おとっつあん、なにを怒ってるの?

 

「なにをって、おめえ、最近オラの出番がとんとねえでねえべか」

 

なに、言ってるの

おとっつあんが書+かないからでしょ

 

「そりゃ、おめえ、そんなに書くことが思いつくわけねえべ」

 

だったら、文句を言わないで

 

「そんなつれないことを言うんでねえだ。オラの振りして、おめえが書いてくれてもいいだっぺよ」

 

それじゃ、詐欺じゃない

 

「ま、そうだべな」

 

おとっつあんは、それで満足?

 

「おおよ、それでオラの人気が上がるだったら、オラは満足だっぺ」

 

だめだ、こりゃ

 

いい夢を