未来家族のブログ
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居酒屋 枝美とリック ①癌

阿佐ヶ谷の中道筋にある小さな居酒屋である。

還暦を迎えた女性と五十半ばを過ぎた女性二人で経営している。しかし、二人とも年齢よりは結構若く見える。

男が五十の後半を過ぎるとこの年齢も範囲内なのだろう。二人のどちらかを目当てに来るお客も居る。僕には全くその気がおきない。

お客の約九割が常連客である。それも恐ろしい位にみんな個性が強い。しかし、リックさんはそれを上回る個性の持ち主なのでその均衡を保っている、と言うより押え付けている。


この居酒屋の様相は後々都度書いていくつもりだ。それを書いたからと言って何らかの社会貢献が出来る訳ではないが・・・。

このブログの冒頭が何故この居酒屋の話でスタートしたかと言うと、常連客が「癌」になったからだ。この出来事が少し大袈裟だがブログを始める切っ掛けになったのだ。


「癌」が発見されたのは四十半ばの女性である。申し訳ないが美人でも可愛くもない。普通でもない。若い時から女優を目指していたらしいが、その才能は全く感じられない。その性ではないと思うが大変ダラシナイ。しかし、今は某飲食チェーン店の店長をやっている。その姿勢は時折エライ、と思う時がある。

この女性の事だけでも結構な話題がある。それも後々都度書いて行くつもりだ。それも勿論、社会貢献には繋がらない。


ある時「乳癌」が発見された。某国立の癌センターで末期と宣告された。三、四箇所骨転移しているらしい。手術は無駄と判断され延命治療のみの対応しか残されていないと医者から言われているらしい。

本来、ここを深堀したいのだが長くなるので現状結果だけを書く事にする。

当然の様に本人も家族も仲間も医者の言う事を信用する。しかし、今回は仲間がそうではなかった。偶然ではあったが、ある新聞記事を枝美さんが思い出したのだ。ある意味では一般情報でもあるが「特別治療法」の記事である。勿論、保険外治療、つまり厚生省が認めていない治療法だ。ここが最も大切な所だ。

この治療に踏み切るまでの出来事も書きたい事が沢山あるが後々都度書いていくつもりだ。社会貢献には繋がらないが・・・。

現状報告的に書くと、その特別治療法を行っているクリニックの見解は「初期」。勿論僕は医者でもないしその治療法を詳しく調べてはいないが、この「末期」と「初期」の格差は何だろう、と思った。「生」と「死」。国は彼女を「死」に向かわせて、仲間とそのクリニックは「生」に向かわせた。

勿論、その治療法が完璧ではないと思うがそれよりも国が考える「生」と「死」の境界は何なのだろうと思う。「絶望」と「希望」の格差をどう考えているのだろう。国策は人間の「生きる」と言うテーマが大原則だと思う。

・・・と言えるほど僕は深い事情や状況は分からないし勉強もしていない。素直に感じたことを書いてみただけだ。これは無責任だろうか・・・