花の終わりに

テーマ:

公道に抜ける私道は400メートル程の土の道です。

その両脇にヒメリンゴとナシの大木の並木になっています。

並木と牧草地とは小さなかけおとしになっていて

私道からは斜面の様子はよく見えません。

 

 

今年も花の終わりが近づきました。

先日ふと気になってすこしのびた牧草地の牧草に足をとられながら

私道を通らずほんの二カ所にしか見られないエゾリンドウを、

と思って行ってみました。

 

まだ少し早いかと思っていましたが

なんとすでに濃い紫の花をつけていました。

毎年わずかな花の数ですが、それは咲き誇るように

日の光に向かって輝いています。

 

 

 

私といっしょに散歩をかねて出かけた

バーニーズのルナは、いつものように私道を歩かない私に

不安を感じたのか斜面を途中で駆け上って

私道へ移動してしまいました。

 

私もリンドウの確認を済ませて、雑草をかきわけながら

やっとの思いで私道へ移ってルナの後を追いました。

どうもルナはいつもの散歩道を変えるのはお気に召さないようです。

 

花の終わりはリンドウだと毎年私は同じ台詞をこぼしていますが

花の終わりの淋しさと最後のがんばりをお願いね、という思いがあるものです。

枯れ色の世界から銀世界絵へ移ろう自然の入り口です。

 

玄関脇のブラックベリーが今年はたくさん実をつけています。

昨年はほんのひとつかみの収穫でしたが

今年はもう黒く色づいたものもあって片手の平に乗りきらないほど

つみとりました。

 

 

この分だと、おそらくかなりの量を見込めますので

ブラックベリージャムがたくさんできそうで

今から楽しみにしています。

 

 畑 純子