喧嘩じゃない外交をしよう | 陸奥の冬にも緑なす

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奥の細道より

 ああ言えばこう言う。国対国のお付き合いの中で、感情むき出しではダメだろうに。きょうは今朝の河北新報朝刊から、日韓関係を採り上げてみよう。

 

 

日本は再度1965年の日韓請求権協定についての政府間協議を韓国に申し入れたようだ。協定についての認識の違いがあれば、お互い納得するまで話し合うべきで、双方の認識を相手方の押し付けても始まらない。

 

 

日本の外務省幹部が「蒸し返したのは韓国だ」と勝手にほざいているようだが、個人的な思いは仕舞っておいて、なぜ日韓請求権協定についての認識のズレがあるのか、協定の内容について一つ一つ考えが一致するまで議論すべきだ。相手の目を潰すような砂かけ論になってはいけない。

 

あ、一つ言わせてもらうと、記事最後の簾のコメントは要らねえよ。インクの無駄だ。

 

 

日韓請求権協定の詳細な中身については、我々庶民には開示されていないはずだ。ただ、ウィキにも記述があるように、本当に民事の請求権まで韓国政府が日本からの賠償金で解決するような内容になっていたのか否か。それくらいははっきりさせて欲しい。そうでないと、どっちがおかしいとか主張し合うのは、完全に無駄な論争になってしまうからね。

 

歴史は振り返ることしか出来ない。お互いに将来に向かうしかないんだよ。