民族の滅びる三原則 | 武藤貴也オフィシャルブログ「私には、守りたい日本がある。」Powered by Ameba

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国家主権、国家の尊厳と誇りを取り戻す挑戦!品格と優しさ、初志貫徹の気概を持って(滋賀四区衆議院議員武藤貴也のブログ)

 今日「英霊にこたえる会」の会長、中條高徳氏のお話を聞きました。「英霊に応える会」は「護国のいしずえとなり、尊い一命を国に捧げた二五〇万の英霊に対し、国及び国民の尊崇と感謝の誠を表わすため、国民の代表である総理等が、公の行事として靖国参拝されるよう広く国民運動を推進し、これを実現する」ことを目的とした会です。その代表である中條氏が「民族が滅びる三原則」というものを話の中で紹介していました。

①「夢を失った民族は滅びる」
②「全ての価値を物に求め、心の価値を見失った民族は滅びる」
③「自国の歴史を忘れた民族は滅びる」

 これは今までの著名な歴史家が過去の歴史を検証し導き出した原則とのことですが、中條氏はどれも現代の日本に当てはまっていると主張します。夢について、日本青少年研究所によれば、今日の日本の青少年たちの夢は小さく、そしてはっきりした夢を持っている人も少ない。また、二つ目の価値の問題もしかり。経済的豊かさのみを求める思想が蔓延してます。そしてその為に国民の幸福度が低い。そして三つ目の自国の歴史について、義務教育の中でも高等教育や家庭教育の中でも、殆ど真実の歴史を教えていません。それどころか国のリーダーたる政治家の殆どが本当の歴史を知りません。

 歴史を知らないことが原因で、現在日本の政府は全閣僚靖国神社に参拝しません。自民党政権時代も小泉首相が参拝したのを除けば、中曽根首相が参拝を中止して以降誰も参拝していないのが現状です。その理由はA級戦犯が合祀されているからというもの。しかし、これは無知そのもので、日本にA級戦犯はいません。そもそもA級戦犯を決めた「東京裁判」は、罪刑法定主義や法の不遡及といった現代法の原則を無視してつくられたもの。戦勝国が一方的に敗戦国を国際法を無視して裁いたもので、とても公正公平とは言い難く、法的に有効な法廷とは言えないものでした。

 また、一部に東京裁判が法的に無効でも、その後のサンフランシスコ講和条約で裁判を受け入れたではないかという主張がありますが、サンフランシスコ平和条約の条文は「Japan accepts the judgments」となっています。つまり「東京裁判を受け入れる」ではなく「諸判決を受け入れる」という意味。裁判自体を肯定したものではなく、刑の執行を受け入れるとしたものです。

 その上、その後1952年の「戦犯在所者の釈放等に関する決議」、1952年「戦争犯罪による受刑者の釈放等に関する決議」、「戦争犯罪による受刑者の赦免に関する決議」、1955年「戦争受刑者の即時釈放要請に関する決議」等によりA級戦犯の国内的名誉も完全に回復されています。

 夢、心の価値、自国の歴史、この三つを取り戻すために、早く保守政治を復活しなければならないと思います。

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