次世代の働き方について | 無渡塚瑳元の獺祭書屋放話

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このブログは60歳で小説家デビューを夢見るおじさんの独り言を綴ったものです。

今、私は60歳で東京に家を持っているので、故郷の実家には年老いた母が一人で住んでいます。

母が逝った後、この家はどうなるのでしょうか?私の家だけでなく、

実家の周りは同様な事情(子供たちは東京などに生活しており、

年老いた親だけが残っている状態)の家が多くあります。

私の故郷の地域は老人コミュニティで成り立っています。

後10年後、ここにはどんな人達が住むことになるのでしょうか?

誰も住まなくなるのでしょうか?

もしかすると私の子供世代が東京圏から疎開?するなんてことはないでしょうか?

新型コロナウイススの影響でテレワークを中心とした自宅勤務の人達も増えているようです。

実際やってみたら「別にオフィスに行かなくても仕事できるじゃん。」と思った若い世代はいると思います。

東京で高い家賃を払って狭い部屋に住むよりは、そのコストを軽くして、収入の一部は他の出費に充てたいと考えるならば、家賃が安い、比較的住居スペースも広い地方に部屋を借りて、そこを基本的ベースに仕事をして、本当に必要な時だけ、会社に顔を出すと言った働き方を志向する人は次世代、次々世代にとっては「当然の選択」になるかもしれません。

実際、私の息子なども「将来は家で仕事ができるような職種がいいんだけどね」とか言っています。

それと地方居住とは違うかもしれませんが、日本人の働き方が今までの大企業が採っていた「メンバーシップ型」から「ジョブ型」に移行するに伴い、会社との付き合い方と働く場所の考え方は変化していくのではないかと思います。

ICTの進展によってその速度は加速することは予想されます。

残業削減などによる見かけの生産性アップによる「働き方改革」ではない、「真の働き方改革」がこれから始まるのではないかと思いますが、いかがでしょうか?