今回も役職考察:人狼編、やっていきます!
今回は人狼における「役割」について考えていきます。
🔷人狼陣営はチームプレイが勝利の鍵!
前回も書きましたが、人狼は仲間が誰かわかります。
お互いの正体がわからないまま戦わねばならない村人陣営に比べると、人狼は仲間同士の連携が勝利の鍵になるのではないかと思います☺︎
🔷人狼の役割とは
人狼の役割をざっくり分けるならふたつ。
処刑を避け、最後までゲームに残って勝ちを目指す潜伏狼。
そして、真役職を本物と確定させないための役騙りウルフ。
このふたつです。
🔸ラストウルフとセカンドウルフ(潜伏狼)
まわりの村人から信用を勝ちとり、最後までゲームに残り続けることが最大の役割です。
3人狼レギュの場合
2潜伏1騙り
もしくは
1潜伏2騙り
が主なパターンになるでしょう。
2潜伏の場合は、ゲームが進行する中でもっとも白要素が取れてる人狼がラストウルフ役に。
村人に怪しまれている、もしくは占い師から黒を出されてしまった人狼はセカンドウルフ役として動くことになるでしょう。
初心者の方は偽役職で騙るのは難しいと敬遠しがちで、潜伏狼になることが多いようなイメージがあります。
が、実は一番難しいのが潜伏狼だと僕は感じています。
処刑をされないようにヘイト管理(怪しまれ位置に自分がならないようにすること)もしっかりしなければなりませんし、逆に他の村人にヘイトを向けて処刑位置までもっていく(所謂スケープゴート)等、考えることがいっぱいあるからです。
襲撃先(噛み先)もよく考えないと、自分が吊られ位置になってしまうことがあるため、その点にも思考を巡らせなければなりません🤔
では潜伏狼として気をつける点を上げていきます。
🔲真占い師から占われない!
ラストウルフとして一番避けたいのが真占い師に占われて黒(人狼)と出されることです。
黒と出されると占い2co3coだとしても、その黒出しした占い師がまわりの村人目線で本物の可能性を追われた場合に、真っ先に処刑されてしまいます。
例えその占い師が信用をとれてなかったとしても、やはり残すのは怖いということで処刑されてしまいがち。
最終盤面まで残るのも大変ですが、残ったとしても処刑されてしまう可能性が高く、生存はかなり難しくなってしまうでしょう(~_~;)
占われてしまいそうな要素=処刑対象になりそうな要素なので、ひとつずつあげてみます。
・投票において目立つ票や後半に決定票をいれる
・議論中に発言をせず、寡黙だった。
・議論を強く誘導した。
・他の村人を殴りすぎて、多数の村人からあなたを怪しむ声が上がってしまった。(ヘイトが向いた)
・複数COのときに、占い師のひとりを疑って攻撃した。
・他の怪しいと思われている人物とラインが繋がっていると疑われた。
・露骨に緊張が伝わってしまい、人狼と疑われた
などなど
それぞれの詳細については占い師考察などの他記事で触れているので、そちらを参考に。
気をつける点がいっぱいあります…故にラストウルフは難しいのです😥
🔲噛み先を考える
人狼における噛み先(襲撃先)を決める時は喋れないため、3人ジェスチャーで意思疎通を図るかたちになると思います。
僕個人的には、ですが噛み先をリードするのはラストウルフ役の人狼が良いのではないかと考えています。
最終盤面に残るための道中だれをスケープゴートとして処刑させるか、そして最終日に自分と対抗する人物を誰にするかはラストウルフが決めていく方がやりやすいと思うからです。
ではどういう人物を噛んで、どういう人物を残したほうが勝ちにつながるかを考えてみます。
■噛みたい人物
・占い複数coなどの状況で片白、もしくは両白をもらっている人物
→序盤は占い師の真贋(本物なのか偽物なのか)がつかないため、グレー(占い師から占われていない人)から処刑しようという流れになりがち。
片方の目線でみたときに確実に人間の可能性がある村人は、序盤は処刑されずらいのです。
吊り位置として使えるのは恐らくゲーム中盤になるため、序盤はグレーを残したいから片白から噛んでしまおう。という噛み方です。
COしている全占い師から白をもらった村人、所謂確白(両占いから白=ほぼ人間確定)は吊り位置に使えないため、こちらも噛みたいところなんですが、、
狩人がガードをする可能性が高い位置でもあります。
恐らく守られていないであろうタイミングを見極めて噛めれば御の字。
最悪ガードされてグッジョブが起きるのが怖いなら、噛まずに最終日まであえて残して、自分と対抗の人間の処刑選択をさせる位置として残すのはありです。
しかしその場合は、確白を説得し、対抗の人間へ投票を誘導させる話術が必要になってくるでしょう。
・役職COがない村人の中で役職をもっていそうな人物
→議論の流れによっては占い師や霊媒師が潜伏を行なう場合があります。
また狩人は、序盤のうちは恐らくCOをしないため潜伏が基本になります。
そんな潜伏役職をCO前に噛めた場合…
もし狩人が噛めれば今後ガードが起きなくなりますし、占い師や霊媒師を噛めれば人外陣営が次の日騙りにでた際に1COになる可能性があり、役職を乗っ取ることができます。
それを狙った噛み先です。
役職っぽい人の特徴をあげるならば
*目立つの嫌ったために寡黙になってしまった村人
→潜伏したい役職者は「目立ちたくない」と思考してしまった結果発言が少なくなりがち。
*初日から役職を出すことに強く反対をしていた村人
→自分が潜伏をしたいがゆえに役職者を出したくない、という思いから反対したと推察できます。
*明らかに緊張してるな、と感じた村人
→役職を引くとやはり緊張しがちなものです。
*投票が遅い人
→役職者は潜伏する場合、絶対に処刑されるわけには行かないので基本的に票を終盤までもつ傾向があります。
*1COの役職に投票をしていた人
→普通、村人は1COしかなかった場合は本物の可能性を考えて投票しにくいもの。
なのに強気に投票できるということは…その1COした役職を確実に偽物と判断できる本物の役職者である可能性があります。
などなどです。
これらの要素を拾えた人物は役職をもっている可能性がありますので、積極的に噛んでみましょう。
(もちろん上級者はそれを逆手にとって、あえて目立つ行動をとったり早めに投票をすることで素村であると思わせるカモフラージュをかけている場合があります。見極めが難しいです)
・議論中にあまり疑われていない、且つ人間っぽいという声が多く上がっていた村人
→多数の村人から人間置きされている人物を処刑させるのは難しいと思います。
吊り位置として使えない位置なら早めに噛んでしまいたいところ。
しかし狩人も、その噛みを予想してガードを入れてくる可能性があるため、グッジョブ発生も考えられる位置でもあります。
1COの占い師や霊媒師がいるなら、そこを守るであろうタイミングを見極めて、その隙に噛んでしまいたいですね🤔
あえて残すとしたら、その村人の推理が間違っている、つまりミスリードしている場合です。
その場合はスケープゴート位置に投票を誘導できる可能性がある故、残すメリットがあります。
・村人から信用されている役職
→多数の村人から信用されている役職者は、ローラーを止められる等「村がその役職者を本物と信じて残そうとする」選択を取る場合があります。
それが真占い師だった場合に、人狼が占われたりして黒を出された場合、覆すのが大変です。
そのまえに噛んでラストウルフを守る、という噛み方です。
しかしデメリットもあります。
*その役職者が「本物だから噛まれた」と推理されてさらに真目が上がってしまう場合があること。
*それ故に、役職者が占い師だった場合は、その占い師から白結果がでている人物を処刑位置にするのが難しくなること。
霊媒師だった場合は現在の人狼の人数がわかってしまうこと。
*対抗でCOしていた役職者が偽物と追われて処刑されてしまう可能性が高まること。
*信用をとれていた役職者が実は狂陣であった可能性があること。
(逆に言えば人狼目線、真か狂かわからない状態で噛んでも、前述した残った役職を処刑させる流れをつくることで、狂陣もろともではあるものの、本物をゲームから退場させられるかもしれません。通称ベグる)
などがあります。
役職噛みは慎重に考えないと、逆に形勢が厳しくなるパターンもあります😓
■噛まずに残すことでメリットがありそうな人物
・多数の村人から疑われている人物
単純に怪しまれている人物はスケープゴート位置(村陣営が怪しんで投票してくれそうな人物)として残すことで、処刑の縄を使わせることができる可能性があります。
人狼が死なないために、容疑をなすりつけるのにはうってつけの人物なのです👹
・占われてない人物(グレー)
村が占い師の真贋をつけられていない状況であるなら、投票対象になるのは主にグレーの村人です。
容疑者候補を残すことで、単純に潜伏狼が生き残りやすくなるため、基本的にグレーは残すのが良いと思います。
あまりにも人間と信じられている村人がいる場合は、前述した通り噛む選択肢も出てきますが。
・役職者
役職者についても、あえて生かし続けることで周りの村人に「この人が真役職ならなんで襲われないんだろう…」「実は人狼だから生き残ってるんじゃ…」と思わせることで、真目を下げたり、うまくいけば処刑位置にまでもっていくことも可能です。
しかし、本物による占い結果や霊媒結果がたくさん村に落ちてしまうリスクは覚悟する必要があるでしょう😓
村がその役職者を真置きする流れになった場合、潜伏狼が生き残るのがきつくなる状況が生まれるのは必至です😭
狩人COした人を疑い位置としてあえて噛まずに残す場合に関しても同様。
吊り縄で使えたら強いのですが「狩人を残す=グッジョブが起きる可能性を残す」ことになるためリスキーであり、難易度は高めです。
主にラストウルフが真占い師から黒をもらってしまった状況で噛んだ場合、ラストウルフへの黒結果がほぼ信用されてしまうであろう場面で残す選択をとることが多いでしょう。
というかその状況で「噛む=真占い師がほぼ村人から真置きされる」状況が予想できるので「噛めない」が正解かもしれません。笑
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いかがでしたでしょうか。
今回は主に潜伏狼についての注意すべき点や、噛み先について書いてみました。
長々書きましたが、初心者のうちはこれらを全部考えながら噛み先を決めるのは大変だと思うので、元も子もないことを言いますと、ぶっちゃけ感覚で良いと思います。笑
大事なのは、それでゲームに負けた場合に
「あそこ噛んでおけば良かった😭」とか「あの人残してたら吊り縄で使えたかも!」とかを終わってからちゃんと考えることだと思います。
僕は人狼ゲームは負けて学ぶゲームだと思っているので、負けて次に活かす…その参考としてこのブログ記事が使われれば良いかな、と思っています!
次回も役職:人狼について、まだまだ書いていきますのでお楽しみにということで、怖ろしい夜はやってきます、おやすみなさい…😴