▼”デスマーチ”の時にも書いたかもしれませんが…お芝居の中でも『イベントドリブン』(イベント駆動)という考え方をぼくはしています。

 

▼Wikipediaによると…

イベント駆動型プログラミング(イベントくどうがたプログラミング)は、起動すると共にイベントを待機し、起こったイベントに従って処理を行うプログラミングパラダイムのこと。フロー駆動型プログラミングと呼ばれる従来のプログラミングパラダイムに対する概念。「イベント駆動」は「イベントドリブン (event-driven)」とも呼ぶ。

と説明されています。

 

▼もちろん、お芝居とコンピュータの中とは違う世界ですし、そのまま通用するわけではありません。

しかし、この『起こったイベントに従って処理を行う』ということがお芝居に通じると考えています。

 

 

▼例えば、相手役が発した台詞、表情、動きを受け取って、自分の芝居を発する、というのがこれにあたると考えています。

また、自分の行動についてもこの考えが応用できると考えています。

 

▼この”イベントドリブン”、『◯◯した(された)時に××する』と言い換える事ができます。ですので、自分の台詞・仕草・動作に関しても…例えば「『こんにちは』といった時に『笑顔』になる」と言ったように、動作を関連付ける事ができます。

 

▼もちろんお芝居は何かを受けた場合だけはありません。自分の行動が『トリガー』(契機)になる場合もあります。しかしながら、常にお芝居は連続された役の行動で現される事が根本だとぼくは考えています。