▼日本は法治国家です。法があり、法に従って、国が動き、ぼくらも法令遵守を心がけ生きています。

▼ですが…魔が差したり、出来心で、法を破ってしまう事もあるのが人間です。身近なところで言えば…例えば、信号無視ですとか駐車違反などなどです。

▼魔が差した、出来心だったと言ってもそれは罪は罪です。捕まるか捕まらないかはありますが、完全なルール違反です。

▼一方で、法の中では罪に対しての罰、罪の償い方が「小さい」のではないのか、と感じることがあるのも事実です。ぼくらの感情からしてみれば、「え?そんだけ?」と思うことがあるのも事実です。

▼だからと言って、国民の感情が実際の償いと違うからと言って判決、執行に影響があることはありません。(判決に対して少しはあるかもしれませんが…それでも日本は法に照らし合わせて判決、執行されているように感じています。)

▼また、実際の罰、償い方とは別に、重大事件や著名人になりますと、社会的制裁というものが加わってきます。

▼例えば、政治家の”金銭問題”。個人的にはどんなに賄賂を受け取ろうが、どんなに使途不明金があろうが…国民のために働いているのであればある程度は仕方ないのではないか、とぼくは考えてしまっています。もちろん、働かないヤツはダメですが…

▼こうした問題が起きると政治資金規正法に照らし合わせて罰せられるべきは罰せられますし、世間から色々な批判が出てきます。大バッシングが起こることもあります。

▼しかし、このニュースは…そんなバッシングがないのが少し不思議です。法に照らし合わせると…罪が軽微だからでしょうか…

▼車は無謀な使い方をすれば、すぐ凶器になります。それをどんな理由があっても、やってはいけないことです。人が死ぬ可能性だってあるわけですから。それを、「選挙」が理由って…どれだけ「選挙」に支配されているのか…ぼくはこれについてはもっと重く責任を感じるべきだと考えています。
人の生活、いのちを預かる政治家として…一体何を考えているのか、と思ってしまいます。


スピード違反の鶴保庸介沖北相「申し訳なく思っている」陳謝 「選挙中、タイトな日程で焦っていた」

 鶴保庸介沖縄北方担当相は6日の記者会見で、大臣就任前の7月、大阪府内の高速道路で大幅な速度超過をしたとして大阪府警に道交法違反容疑で書類送検されていたことについて「ご心配をおかけしたことを申し訳なく思っている」と陳謝した。

 速度超過については「(参院選の)選挙期間中に(他候補の)応援に行くことになり、タイトな日程の中で、めったにしない運転をした。多少、焦っていた」と説明。進退について問われると「襟を正して、職務に精励したい」と話した。
以上産経新聞より引用