▼お芝居の大先輩、松本大さんが主宰されている声優教室にお邪魔したことがあります。このブログにも何度か書きました。
▼最初に書いておきます。別にこれは『声優教室』の宣伝でもなければ、このブログを読んでくださっている方々に『行くと良いよ』と言う記事ではありません。ただ、ありのままを書いています。
▼松本さんご本人も仰っていますが、この『声優教室』は初心者向きではありません。しかし、専門学校卒業後だったり、養成所に通いはじめたくらいの人であれば、とっても実になる教室です。
▼新和座の長谷川も声優教室に通い、劇的に変化しました。また、松本さんは新和座の稽古場に何度かお越しいただき、ぼくたちにアドバイスをくださいました。今回の『ロミオとジュリエット』で俳優たちは・・・そのアドバイスで劇的に変わりました。
▼これを読まれている皆さん。その中でも、専門学校を卒業した後だったり、養成所に通われているところだったりの方々。想像してみてください。アドバイスやご指導を受けて自分の芝居が変わるとしたら…こんなにウキウキすることはないのではありませんか?!
▼実際、ぼくは声優教室に『見学』だけなのに、色々なヒントをもらい、それを作品に反映しました。それにぼくにとってはお芝居に対する考え方、指導方法についても様々に吸収できる環境でした。
▼ただ、だまって、口を開けて待っている人には向かないと思います。「教えてくれるまで待っている」スタンスではなく、「教わる」もしくは「学ぶ」もしくは「吸収しよう」もしくは「変わってやる」という意思がある人は劇的に自分の芝居が変わる事に気付くと思います。
▼なにせ、役者をやらない、と言っているぼくが、実際にこの教室で役者の事を学びたいと感じるほど、お芝居のヒントがたくさんあるのです。(もちろん、声優教室の主旨は「真剣に声優としてやっていきたいんだ」という人の参加が原則ですからぼくの参加は厳しいですが)
▼最初にも書きましたように宣伝ではありません。「是非、行ったほうがいいですよ」という思いではありません。それに松本さんもおそらく儲けようとしてやられているわけではないと拝察するからです。ですので大勢の人が参加するわけではなく、一人ひとりが変化できる時間と空間がそこにあり、そこは上手い下手ではなく、”真剣に声優としてやっていくんだ”という気持ちを持った人の為にあるだと感じているからです。