▼ぼくは舞台演出家として、劇団新和座という所で主に活動しています。

▼去年、座長が交代しました。(ぼくは初代の座長ではありませんし、今も座長ではありません。)

▼さっき、その座長、石井かほるがTwitterでこんな事を呟いておりました。


▼劇団新和座は、都内にある専門学校の同窓生が中心に創立した劇団です。座長の言う通り、少し変わったところがたくさんあります。

▼例えば…座員が専門学校生のだった時の「先生」だったぼくが座長とか主宰でないということ。これは非常に違和感があると思います。
だって、20代の座員たちの間に一人40代のオッサン。まがりなりにも、経験が長いオッサンが座長じゃないって…傍から見るとクエスチョンマークが出現してしまうでしょうし、様々な劇団さまを見てもちょっと変わった体系です。

▼これは創立した時に、「同窓」で創る劇団であり、ぼくは「演出者」として手伝っているだけであるからです。ここで「彼ら」と「ぼく」は別というわけではなく、同じ作品を創る仲間でありますから、「先生」と「生徒」という関係を続けたくなかったというのが本音のところでもあります。

▼もちろん、いまでも「先生」の役割をする時はあります。そりゃあ、一番歳食っていますからね…でも、”学校”ではなく、メンバーひとりひとりが関わりあい、作品を創っていっている、そういう意識を持っています。

▼また、変わった点としては…稽古では女性役の人は必ずスカートをはく、とか、劇団費・ノルマがない、とか・・・数え上げたらキリがありません。

▼が。これらの数々には理由があります。その理由はおいおい書いていけたらなぁ~と思いますが…ぼくらにはぼくらなりの理由があって、このような行動をとっています。

▼しかしながら。常に進化をしたい、と思っておりまので変わるべきところは変わり、引き継ぐべきところは引き継いで活動を続けております。

▼座長も申しております通り、こんな変わったぼくたちを好きでいてくれて、応援してくださる方がたくさんいます。ありがたいことです。

▼お披露目公演から毎回ご覧いただいておりますお客様もいらっしゃいます。ありがたいことです。

▼TwitterやSNSなどで常に応援してくださる方もいらっしゃいます。ありがたいことです。

▼常に皆様に「しっかりやれ」と激励を受けて、励みにし、稽古に没頭しております。

▼確かに、活動していれば辛い事もたくさんありますが…ぼくたちは座が好きで、座員が好きで、お芝居が好きで…応援してくださる皆様が大好きだからこそ、続けているんだなぁと感じました。

▼是非、変わった劇団、新和座にこれからもご声援を賜わればと存じます!どうぞよろしくお願いします!!