▼先日、東中野バニラスタジオさまで上演された、朗読劇『みんなの会議-議題:花の存在意義あるいは使途について-』を観てきました。

▼これは、わが新和座の座長石井かほるも出演しておりました。

▼また次期公演『ロミオとジュリエット』にご出演いただくいとうともえさんが作・演出をされている作品です。

▼知り合いが出ている舞台ですので・・・やはり、贔屓目に観てしまう所がありますが…そういった所を差っ引いて観ますと、非常に興味深い作品でありました。

▼結末は好みがわかれるところではあると思います。ぼくは非常に好きな終わり方でした。そしてどこか、今の世界情勢とダブって見えるところがあり、観劇後には「世界には色々な宗教、人種がいる」ということと「人」の考え方・感じ方・習慣・文化というともは不可侵でなければいけない、という思いが心に残りました。

▼もちろん、我らが座長を贔屓目に見てしまっていましたので、良く書いているように思われそうですが…世界の人々が様々な価値観でこの世の中に住んでいて、その人々との間に様々な問題がある。それを考える事ができる濃密な1時間であったことは間違いありません。

▼出演者の方々も物語が進むごとに気持ちが動いていったからこそ、こうした”人類の葛藤”とも言うべき問題が感じ取れたのだと思います。

東中野バニラスタジオさまで毎月、キャストを変えて上演されるそうです。


お写真は、終演後。作・演出のいとうさん、座長を囲み。
梨沢とまこと。