亀山早苗さんの『くまモン力』の感想

▼この本の感想を書く前に。
平成28年４月14日に発生しました熊本・大分大震災で被災された方々に心よりお見舞い申し上げると共に犠牲となられた方々に衷心よりご冥福をお祈りいたします。
まだ、復興には時間がかかるかもしれません。私に出来る事は小さく少ないかもしれません。しかし、私に出来る事を真っ直ぐに１つずつしていきます。

▼この記事の本題ですが…ぼくの大好きな作家さん、亀山早苗さんの『くまモン力』の感想です。この本は２０１４年の１月に出版されたものです。


▼もう一度読み直しました。今までこの本を役者の勉強を始めた人々には薦めておりました。と言いますのも、”くまモン”の魅力の根底が詰まっている本ですから、役者が持つべき”サービス精神”だったり、”自分のキャラクターの把握”だったりをくまモンが如何にしているかということが詰まっているわけです。

▼亀山早苗さんと言うと、夫婦間・恋人間の恋愛などについての著作、消防関係の著作でご高名ですが、この「くまモン力」をはじめ、熊本・くまモンに深い活動もされておいでです。

▼もちろん、他の著書も拝読しておりますが、こと、『役者』『芝居』の視点から見ますと、この「くまモン力」は色々なヒントが詰まっております。

▼先程も申しましたように、この本には『役者』が必要なモノについてのヒントが書いてあります。と言いますのも、”くまモン”が物凄いサービス精神をもち、くまモン自身がキャラクターを把握して活動している。つまり、『役者』が持つべき能力の数々を”くまモン”が持っていて、それを「くまモン命」と仰る著者の亀山さんがあますところなく書いているのです。

▼また、『役者』を目指す人以外にも”コミュニケーションをとる”ということに対してもたくさんのヒントが詰まっている本です。

▼『役者』を目指して勉強し始めた人には是非読んでほしい本です。くまモンが人気者の理由が書いてあります。
その理由を知ることによって、人気商売である『役者』の勉強のヒントに必ずなるとぼくは考えています。

▼亀山早苗さんはTwitterなどでも、今回の熊本・大分の大震災とくまモンの事に心を寄せておいでです。


ぼくもできることはできることは小さく少ないですが、出来る事を行い、応援していきます。

▼この本には『役者』の勉強のヒントはもちろん、”くまモン”に対する愛情がたくさん詰まった１冊です。