▼ぼくは本を読んだりお芝居を見たりして、あまり書評、劇評、感想というものを、こうしたブログやSNSで書くことはあまりしてきませんでした。

▼何故かといえばぼくごときが作品に感想を書く、というか、多くの方の目に触れるところに書くのがおこがましいという思いが強かったという事があります。

▼さらに言えば、舞台演出家として一つ一つの作品に対する感想や劇評、書評を自分のノートには書いてもやはり多くの方の目に触れるところに書くのはどうもしっくりこず、ぼくのやる事ではない、と考えていたからです。

▼しかしながら、今回、書評・劇評・感想を書いていこうと考えました。

▼と言いますのも、ぼくの拙いブログやTwitterをご覧になって、「どんな本を読んでいるのですか?」ですとか「どんな本を読んだほうがいいですか?」ですとか「どんなお芝居を見た方がいいですか?」というご質問をメッセージなどをお芝居の勉強を始めた方々から頂き、個別にお答えする中で「ぼくが読んだ本の感想でも誰かの役に立つのであればブログの記事にしてみようかな」という思いが出てきたからです。



▼質問を寄せていただいた方も含め、皆さん、お分かりのことだとは思いますが、本やお芝居は個人的な好みもありますし、感じ方は人それぞれです。ですので、読んでいる本、見ている本が偏っているようにも思いますし、個人の見解、『書評・劇評』というよりも感想文と言ったほうが良いかもしれませんが、そういったものを書いていこうと思います。

▼お芝居やモノを書く、出版という事に少なからず関わっている人間としてささやかながら、演劇界や出版業界の発展をねがって書いていこうと思います。

▼まずはこのブログのカテゴリ(テーマ)に『書評・感想』を設けました。読んだ本についての感想を書いていこうと思います。また、少しずつではありますが、過去に読んだ本も紹介できればと思います。

▼お芝居については、やはりお芝居はナマモノですので、今日以降観劇した際に書いていければと思っております。