▼ぼくは昔からアニメやマンガ、特撮、モデルガン、プラモデルというものがとっても好きでした。

▼今に始まったことではありませんが…なにか凶悪事件が起きて、その容疑者が「アニメオタク」だったり「マンガオタク」だったり「ミリタリーオタク」だったりすると、そのアニメやマンガ、ミリタリーグッズがさもいけないものの様な風潮が流れます。

▼ぼくが中学から高校くらいの時にマンガの切り抜きをしたり、下手くそながらもマンガを書いたりしていた時に…母親から「そういうのはやめなさい、マトモな大人にならない」と言われたことがあります。

▼もちろん、今のぼくがマトモな大人かどうかはおいておいて…今の日本でこういうアニメ・マンガなどは文化として花開いていると感じます。

▼何故母親がこんな事を言ったのか…それは丁度その頃、”東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件”が起きており、その犯人が所謂「アニメオタク」として取り上げられたからだと思います。

▼ですので、ぼくは当時「オタク」と呼ばれる事が非常に嫌でした。その犯人と同列に扱われている様に感じたからです。ですので当時のぼくは「マニア」であると自称していました。

▼それでも当時は奇異の目で見られたものです。しかしながら今の時代、色々な芸人さんや俳優さんが「アニメ好き」だったり、声優さん達、制作者の方々、漫画家の先生方、編集者の方々…色々な方の努力もあって、アニメやマンガの社会的な理解度はものすごく上がったように思います。

▼ぼくは今でも「オタク」と言われるよりも「マニア」と呼ばれたり言っていたほうがしっくりきます。これは恐らくその時代、時代の背景にもよると思いますが…

▼しかしながら、今でも思います。凶悪事件が起きて例えその容疑者がアニメオタクだったり、マンガオタクだったり、ミリタリーオタクだったりしても…アニメやマンガやミニタリーグッズが悪いわけでも悪さをするわけでもありません。
単にその人間が悪いのです。

▼凶悪事件を起こす犯人がみんなアニメオタクか、と言えばそうではありません。他の凶悪事件の犯人の趣味は色々とあると思います。
その趣味や興味が全て悪いのかと言えばそんなことなないのです。
全ては、その人間の思い込み、心の弱さだとぼくは考えています。

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