昨日打ち合わせを共にさせて頂いた方々は…ぼくよりも…かなりの先輩方でした。
2箇所の打ち合わせに行ったのですが…
その打ち合わせで感じたことは「プロは自分の論理を持っている」ということでした。
言い換えれば自分の信念といいましょうか、経験から来る確固たる仕事に対する論理をお持ちでした。

▼その道のプロ
昨日お目にかかった方々の業界はバラバラでした。大学教授の方、映画プロデューサーの方、ライターの方、システムエンジニアの方、経営者の方、研究家の方…
畑は違いますが、皆さん、その道のプロの方々です。
その方々のお話を伺っておりますと、皆さん、その道に関してはもちろん、ご自分の人生やご自分を取り巻く環境に関して確固たる論理をお持ちなのです。

▼ゆるぎない自信
そうした方々のお話を伺っておりますと、皆さん、ご自分の道はもちろん…例えば、時事問題に関してもご自分のお考えがもちろんおありで。
そうしたお考えもやはりご自分の仕事から導き出された論理があるように感じました。
そして、皆さんのお話は…冷静かつ優しい口調の中でもその熱は非常にアツく、自信に満ちあふれているものでありました。

▼どんなな仕事でも
今までぼくが出会った人々。サウンドエンジニア、照明家、演出者、役者、脚本家、お豆腐屋さん、乗務員、設計者、ライター…
色々な職業の人に会いましたが、やはり、その道で生きてらっしゃる方は、ご自分の独自の論理をお持ちでした。
つまり、自分の仕事を遂行するにあたり、独自のやり方・独自の考え方があるのです。もちろん、同じ職種であれば、その業界のセオリー的な考えもあり、共通している部分ももちろんありますが、ご自分独自の方法・論理・信念が必ずあるのです。

▼実績や仕事から自信につながる
そうした独自の方法・論理・信念はどこから出てくるのか…お話を聞いていると、それは経験より導き出される事が多いようです。
大先輩にお話を聞いていると…
『◯◯と言う事があったから、××という事がわかった。だから△△と考えた』
というように経験を元にそこから、独自の理論を導き出しているようなのです。
その経験が増えるともちろん、独自の理論が増える。
その理論を使って、次の経験(仕事)を行う。
そこで上手くいけば、その理論がより強固になりますし、上手くいかなければその理論に改造が加えられるわけです。
こうして、経験は独自の論理となり、その論理の積み重ねは自信につながっていくんだな、と感じました。


▼お芝居の世界でも
お芝居の世界でも色々な職種があります。俳優はもちろんのこと、制作者・脚本家、照明家、音響家、美術家、服飾家、メイク、演出者…それぞれ、その道のプロはやはり独自の理論を持っています。
そういう論理の融合、仕事の融合が舞台作品となっていきます。
そうした理論や信念は混ざり合う事が可能であると考えています。


▼取り入れる
ぼくが昨日の打ち合わせで大事だな、と感じたのは…職種や業界が違ってもその論理を取り入れられる、ということでした。
畑が全然違うとしても、「それを自分の状況に置き換えてみる」ことをしてみると…自分が今抱えている問題のヒントになります。
色々な本や情報から書いてあることもそうですが…
こうした得た情報を自分で実践し、経験し、自分の論理として取り入れることが大事だと感じました。


その道のプロの論理。
どの職業でも、やはりプロにはその方独自の論理を持っています。
自分と違う仕事だから
とその方の経験や論理を聞かないと…損しているかもしれません。