お芝居をしていく上で…
『真似する』
というのは非常に有効な手段の一つだと思っています。
しかしながら、『物言いだけ真似してもダメだよ』と言われる事があります。
実際、ぼくも役者修行中に言われました。
▼真似するには…
お芝居の勉強ですから、好きなキャラクターの真似だったり、教えてもらっている講師の方だったり、好きな役者さんだったり…
真似する対象は本当にたくさん居ます。自分と似た声質、体型の方を真似したり…自分とはかけ離れたキャラクターを真似したり。
ではこの「真似」。一体何を真似ると良いのでしょうか。
▼スーツアクターさんは変身前の俳優さんの動きを真似る。
スーツアクターさんは自分が演じるキャラクターの変身前を演じる俳優の細かい癖まで確認して演技する事が基本だと言います。
岡元次郎さんという俳優さんがいらっしゃいます。この方はスーツアクターとしてもご活躍されており、この方は、『仮面ライダーBLACK』と『仮面ライダーBLACK RX』で2年間共演された倉田てつをさんの癖やしぐさだけでなく、倉田さんと髪型まで同じにして倉田さんと視野が同じになるようにまで研究されたそうです。
▼キャラクターや俳優さんのお芝居を真似る
お芝居を勉強していて、真似ようと思うと、声や言い方に目を向けがちです。もちろんそれらも大事な要素ですが、そのキャラクターや俳優さんが演じている役の表情、その役の置かれている背景、心理状況、息づかい、鼓動、しぐさ…あらゆる全ての事を完全にコピーすることが大事です。
▼その真似した過程で何を感じるか
真似をしたからと言って、それがすぐに公演などで発表できるわけではありません。その真似を通じて、何を感じたかが重要です。
つまり、その真似をしたことを通じて、身体の動き、モノの言い方、見え方…そうしたことのコントロールが自分で出来るかどうかが大事になってきます。
つまり、うまい人の真似をすることで、自分で出来なかった動き、技術の方法が少しわかってくるようになります。
▼中途半端じゃダメ・・・
この真似も中途半端ではダメです。人間ですから、気持ちが動き、行動になります。その行動を真似して、更にどういう気持ちかも想像する。
そして、自分の目、口、鼻、皮膚、耳が何を捉え、何を発しているかということを把握することがとても大切です。
中途半端な真似ではなく、完全コピーが大事です。
▼完全コピーのその先に
悲しいことに俳優さんやキャラクターの完全コピーをしても、自分の技術にはなっても、仕事にはならない事が多いです。何故なら、同じ(ような)お芝居であれば、オリジナルの方が良いからです。
ではなんの為に完全コピーするか。それは、真似をすることで、自分にない技術、自分の身体のコントロールの仕方を把握する一環だと考えています。
▼役として生きるために
前述した岡元次郎さんもそうですが…
役として生きるために、そのキャラクターを研究するために、こうした真似をする方法というのはとても有効だと考えています。
真似をして、得た情報を自分の役に投影する。
これが非常に大事だと考えています。
『真似する』
というのは非常に有効な手段の一つだと思っています。
しかしながら、『物言いだけ真似してもダメだよ』と言われる事があります。
実際、ぼくも役者修行中に言われました。
▼真似するには…
お芝居の勉強ですから、好きなキャラクターの真似だったり、教えてもらっている講師の方だったり、好きな役者さんだったり…
真似する対象は本当にたくさん居ます。自分と似た声質、体型の方を真似したり…自分とはかけ離れたキャラクターを真似したり。
ではこの「真似」。一体何を真似ると良いのでしょうか。
▼スーツアクターさんは変身前の俳優さんの動きを真似る。
スーツアクターさんは自分が演じるキャラクターの変身前を演じる俳優の細かい癖まで確認して演技する事が基本だと言います。
岡元次郎さんという俳優さんがいらっしゃいます。この方はスーツアクターとしてもご活躍されており、この方は、『仮面ライダーBLACK』と『仮面ライダーBLACK RX』で2年間共演された倉田てつをさんの癖やしぐさだけでなく、倉田さんと髪型まで同じにして倉田さんと視野が同じになるようにまで研究されたそうです。
▼キャラクターや俳優さんのお芝居を真似る
お芝居を勉強していて、真似ようと思うと、声や言い方に目を向けがちです。もちろんそれらも大事な要素ですが、そのキャラクターや俳優さんが演じている役の表情、その役の置かれている背景、心理状況、息づかい、鼓動、しぐさ…あらゆる全ての事を完全にコピーすることが大事です。
▼その真似した過程で何を感じるか
真似をしたからと言って、それがすぐに公演などで発表できるわけではありません。その真似を通じて、何を感じたかが重要です。
つまり、その真似をしたことを通じて、身体の動き、モノの言い方、見え方…そうしたことのコントロールが自分で出来るかどうかが大事になってきます。
つまり、うまい人の真似をすることで、自分で出来なかった動き、技術の方法が少しわかってくるようになります。
▼中途半端じゃダメ・・・
この真似も中途半端ではダメです。人間ですから、気持ちが動き、行動になります。その行動を真似して、更にどういう気持ちかも想像する。
そして、自分の目、口、鼻、皮膚、耳が何を捉え、何を発しているかということを把握することがとても大切です。
中途半端な真似ではなく、完全コピーが大事です。
▼完全コピーのその先に
悲しいことに俳優さんやキャラクターの完全コピーをしても、自分の技術にはなっても、仕事にはならない事が多いです。何故なら、同じ(ような)お芝居であれば、オリジナルの方が良いからです。
ではなんの為に完全コピーするか。それは、真似をすることで、自分にない技術、自分の身体のコントロールの仕方を把握する一環だと考えています。
▼役として生きるために
前述した岡元次郎さんもそうですが…
役として生きるために、そのキャラクターを研究するために、こうした真似をする方法というのはとても有効だと考えています。
真似をして、得た情報を自分の役に投影する。
これが非常に大事だと考えています。
