お芝居をしようと思った時に、
『これだけやれば大丈夫』
というモノは存在しません。
確かにセオリーはあるのですが・・・『これ』だけというのはないのです。

ポジティブリストというネガティブリストという言葉あります。
各業界で、この言葉の意味合いが若干違ってきます、が。
 ポジティブリストは「して良い事が書いて」あり、その他はしちゃいけないということ、
 ネガティブリストは「してはいけない事が書いて」あり、その他は何でもしてよい、
というような意味です。

芝居を作っていく中では、
『ポジティブリスト』よりも
『ネガティブリスト』の方でないと、
よりよいモノはできないと考えています。


つまり、色々なやり方がある中で、
コレとコレとコレをやれば、他はやる必要がない(やってはいけない)ということではなく、芝居の中で決められた禁忌、やってはいけないこと(例えば法を犯すとか…)以外全てを試してみる、これが大事なのだと思っています。

夢中になっていたりすると、自分の中で勝手にポジティブリストが作成され、他の方法や、考えに対して挑戦しなくなり、かえって自分の芝居の範囲を狭めてしまっている、なんていうこともあるかと思います。自分自身に制限をかけず、ネガティブリストだけを胸に色々と挑戦し、作っていくことが肝要だと考えています。

気持ちはポジティブにやる事はネガティブリストで☆
これがいいのではないかなぁ~と思っています♪