4年前の今日。14時46分。
僕はトイレの個室にいた。
はじめはゴゴゴゴという音がした程度だったと思う。
でも、次の瞬間、物凄い揺れが襲った。
僕の巨体が、右へ左へ壁にぶつかった。
揺れが収まったときに・・・外に逃げた。

その時、死ぬかと思った。
けれども・・・今思えば・・・恐怖はなかったように思う。
怖さというか・・・恐れは・・・
やばい、とは思ったけれども、それは恐怖とは違う気がする。

その後の余震。
僕は余震で恐怖が大きくなったように思う。
それから、津波の映像、異様な空気感。

都内から自宅へ歩いて帰った時の恐怖。
道が暗く・・・途中わたった多摩川の黒さ。
家族や仲間に会えない恐怖。
連絡がとれない怖さ。

東京・神奈川でこれだけ怖かったんだから・・・
岩手、宮城、福島・・・
被害が大きかった地域の人々の恐怖・不安は計り知れない。

僕の目からみると・・・
復興は進んでいるけど・・・ゆっくりすぎるように思う。
僕に出来ることは少ないけれども・・・
出来ることをしっかりとやって復興の役に立てればいいな、と思う。