つくづく僕は幸せな演出家だと思う。
幸運な演出家。

若い子たちが僕の思想、考えに賛同し、いっしょに動いてくれる事。
これって凄いことだと思う。
もちろん、上下の関係だったり、元々先生だったり、というのは大きく影響していると思う。

でもね。
そうした中でも、彼女達は自分の価値観、自分の考えに照らし合わせて、しっかりと自分の意見を持っている。
僕の言っていることが総てではないことを知っているし、
僕の考えが総て正解だとも思っていない。

その上で僕の言っている事を自分達で吟味して、その上で行動を共にしてくれている。
もちろん損得勘定というもあるのも事実だと思う。
でも、それ以上にベース、基本的な思想や考え方が同じところにあるっていうのは強いって感じる。

僕はつくづく幸せな演出家だと思う。




ここで大事なのが・・・
思想と言っても演劇的、劇団の制作的思想、考え方については、です。
政治的思想・信条は全く別。
恋愛感も全く別。

お稽古の休み時間なんかに時事ネタ・政治ネタになると・・・
皆、笑顔のまま、仮死状態。瞳孔開きっぱなし☆
「あーあ、オヤジがまた熱くなっているよ・・・」って。

んでお稽古に戻ると、生き返る☆☆ 
瞳孔が元に戻っていきいき☆ 
そりゃそうだよね☆ 劇団だもの♪♪

僕はつくづく幸せな演出家。
あと、少ししたら、幸せな男にもなりたいなぁ~~~