僕に子供はいないから想像でしかわからないけれども。
もし、自分に子供が居たとしたら・・・どれだけの愛情を注げるだろうって考える事がある。

幸いなことに、僕は両親の愛情をたくさん受けてきた。
両親に得がないことでも・・・むしろ損することでもやってくれたように思う。

無償の愛。
例え自分が損しても傷ついても・・・自分の愛するものに対して行動する・・・

例え子供でなくても・・・・
親や仲間に対してもこうした事が出来るだろうか・・・

我の強い僕が・・・自分を抑える事が出来るのだろうか。
仲間に無償の愛というものを注ぐことが出来るのだろうか・・・。



そんなこと、僕にできるだろうか・・・
今稽古している『救いを求める女たち』の物語では・・・
この”無償の愛”が一つのテーマにもなっているように考えている。

自分の思いを抑える事ができるのか・・・
それとも仲間を捨て去り、自分の思いを貫き通す事ができるのか・・・

人の心はいざという時、どっちに転ぶのだろうか。