打ち合わせに行く途中の電車で。
席に座って寝ている男。
年の頃、20代後半くらい。
細身の今、はやりのスーツ。
ふわっと整えた髪型。
アイフォンから伸びるイヤホンで耳を塞いでいる。
なかなか混雑した車内。
とある駅で若い女性が乗ってきた。
マタニティマークを鞄につけていた。
男の前にたった、そのお母さん。
のんきに寝ていた男、一瞬目を覚ました。
鞄についていたマークも見えたと思う。
タヌキ寝入りか、と思うほど、迅速に再度うつむく。
よっぽどお疲れなのでしょう。
よっぽど大変なお仕事されているのでしょう。
こんやヤツ、
どんなカッコイイこと言ったって、
どんなに仕事ができたって・・・
俺の上司だったら、言うことなんて絶対聞かない。
俺の部下だったら、コーナーに追い詰める。
俺が客だったら、こいつが関わっている仕事、製品は絶対に買わない。
マタニティマークが見えてなかった、事を切に願うが・・・
結果、イライラする男だった。
席に座って寝ている男。
年の頃、20代後半くらい。
細身の今、はやりのスーツ。
ふわっと整えた髪型。
アイフォンから伸びるイヤホンで耳を塞いでいる。
なかなか混雑した車内。
とある駅で若い女性が乗ってきた。
マタニティマークを鞄につけていた。
男の前にたった、そのお母さん。
のんきに寝ていた男、一瞬目を覚ました。
鞄についていたマークも見えたと思う。
タヌキ寝入りか、と思うほど、迅速に再度うつむく。
よっぽどお疲れなのでしょう。
よっぽど大変なお仕事されているのでしょう。
こんやヤツ、
どんなカッコイイこと言ったって、
どんなに仕事ができたって・・・
俺の上司だったら、言うことなんて絶対聞かない。
俺の部下だったら、コーナーに追い詰める。
俺が客だったら、こいつが関わっている仕事、製品は絶対に買わない。
マタニティマークが見えてなかった、事を切に願うが・・・
結果、イライラする男だった。