このキャラクター、お誕生日もさることながら、色々と設定があるのです。
どんな設定かというと…
本名:井上トロ誕生日:5月6日(おうし座)
血液型:A型
名前の由来:ひろってくれた井上寿司のご主人が命名
好きなもの:中トロ・なっとう巻き・しゃこ
資格:ボタンつけ3級
将来の夢:人間になること
というような設定なのです。
さてさて、世の中には様々やキャラクターがありますが、どのキャラクターにもある程度の設定があるものです。その設定はもちろんフィクションのものですが、設定があるのとないのとでは受ける印象は格段に違ってきます。
お芝居の役作りにもこれは言えると思うのです。
脚本を渡され、配役が決まると、台詞を読んで、ト書きを理解し、役作りをしていくかと思います。
また、行間(サブテキスト)についても読み込んでいくことが役者さんの仕事のひとつだと思います。
ここではそのサブテキストづくりの一環として、『役の履歴書』を書いてみると、その役について、更に深く考えることができると思います。
とある役の生まれてから、死ぬまでを履歴書形式で興していく訳です。
もちろん、物語の最中に生まれて、死ぬまでが書かれていれば、それを基準にしますが、書かれていなければ、自分のイメージを最大限に広げて書いていく訳です。
このとき、学歴、職歴、資格、賞罰も書いていくと良いと思います。
また、家族構成も忘れずに書いていきます。
できるだけ、詳細に…年齢毎に書いていきます。
履歴書というよりもその役の年表といった感じでも構いません。
とある役の生まれてから、死ぬまでを履歴書形式で興していく訳です。
もちろん、物語の最中に生まれて、死ぬまでが書かれていれば、それを基準にしますが、書かれていなければ、自分のイメージを最大限に広げて書いていく訳です。
このとき、学歴、職歴、資格、賞罰も書いていくと良いと思います。
また、家族構成も忘れずに書いていきます。
できるだけ、詳細に…年齢毎に書いていきます。
履歴書というよりもその役の年表といった感じでも構いません。
と。ここまでは脚本をよく読めば、誰でも、たぶん小学校でも書けると思います。
重要なのはここからです。
書いた履歴を丁寧に一行一行検証していきます。―――矛盾が生じていないか否か―――つまりは脚本に書かれた出来事、その役の立場、相手役、他者との関係性について、書いた履歴との矛盾がはらまれていないかを検証していく訳です。
この検証作業を丁寧にやることによって、脚本中の行間を作る礎になってくると思います。
重要なのはここからです。
書いた履歴を丁寧に一行一行検証していきます。―――矛盾が生じていないか否か―――つまりは脚本に書かれた出来事、その役の立場、相手役、他者との関係性について、書いた履歴との矛盾がはらまれていないかを検証していく訳です。
この検証作業を丁寧にやることによって、脚本中の行間を作る礎になってくると思います。
履歴、年表を書き、時間をかけてじっくりと検証していく事こそ、役作りの、脚本を読み込む方法の一例だと私は考えます。また、こうした細部までの想像し、形にすることでより詳細で確かな役作りの基礎が出来上がっていくのだと思いますし、更に紙に書くことによって、台本で読み込んだだけでは気付かなかった事もわかったりすることもあります。
