けして戦争肯定をしているわけではないのですが…
今日は軍用機のお話を☆

軍用機には色々な種類があります。
戦闘機や爆撃機・・・
偵察機や早期警戒機、輸送機、給油機などなど・・・

戦闘機だけではやれる作戦範囲というのは狭いものになってしまうようです。
色々な特色のある軍用機があればこそ、色々な作戦をすることができるようです。

これは作品作りにも言えると思います。
狭めた世界で言えば、俳優さんの中だけでも、色々なタイプの俳優さんがいないと作品作りはできません。

戦闘機のように離陸が早く、速度も早く、攻撃に秀でたタイプ。
大型爆撃機のように、離陸には時間がかかるけれども、広い範囲を攻撃できるタイプ。
などなど・・・



役割と能力をきちんと理解し、お互いの適用範囲をカバーするからこそ、作戦が円滑に進むと思うのです。

これは俳優さんの世界でも同じだと思うのです。
自分の能力にはないモノを無理にやろうとしても・・・作品はなかなかできません。
(もちろん、個人の研鑽の中でできないモノにチャレンジするのはとっても大事です!)

そして、稽古にしても・・・
戦闘機タイプの準備と爆撃機タイプの準備の時間の差があるように
全員が全員同じ速度で準備できるわけではないのです。

役者として自分の特性がどんなモノであるのかきちんと把握することがお芝居上達の第一歩であり、作品作りの基本だと私は考えています。

ちなみに…別の機会に書こうと思いますが、
演出家が必ずしも、司令官タイプやエースパイロットタイプだとは限らないのです。
補給機タイプの人もいれば・・・輸送機パイロットタイプの場合もあったりします☆

※画像は全てWikipediaより